無理やりポジティブにならない方が心は救える
ハイ、みなさん今の心の状態はいかがですか?
(2023.12 Podcastのほぼ文字起こしです)
では、今日のテーマに入っていきましょう。
今日のテーマは「無理やりポジティブになるな」です。
みなさん普段、何か嫌だなぁって思ったことや、何かネガティブな感情が湧き起こった時に、お酒飲んだり、ジム行ったり、ヨガ行ったり、ケーキ食べたりして、そのネガティブを早く消そうとしませんか?
もしくはあまり考えないようにしたり、仕方ないよなって感じないようにしたりする人もいらっしゃるかも?
でもネガティブな感情を抑えるってすごいエネルギーを使うので、これ実はものすごいストレスになるんです。たとえ、ポジティブに切り替えたとしても、表面上はスッキリしたようで、奥深いところでは蓄積されているのです。
本当にポジティブであろうとすることがもし正しいのであれば、こんなにもうつ病や心の病気が増えていない。
わたしが心のヨガに出会って、最初に驚いたのが「金輪際、無理やりポジティブになるのはやめなさい」と言われたことです。ネガティブをねじ伏せるようにポジティブになる、見ないように前向きになる、これが危ぶないんだよって。
ネガティブを見てあげて、聞いてあげて、そこにある感情やその感情が湧き起こる理由を見つけてあげるだけでストレス値が下がるとわかってきているそうです。
そして、もう一つ、「辛いこと、悲しいこと、心のままに嘆いていいんだよ。」と言われて衝撃だったんですね。嘆くってなんかいいイメージがないというか、クヨクヨすんなよ、弱音吐くなよ、情けないー、めんどくせーとか、重ーいとか感じたりしません?
でもこの本当に嫌だったことや、ちょっと嫌だったことをちゃんと嘆いてあげるって心の健康には必要なんです。
で、ココ最近ですね、チェコは大雪で、慣れない雪生活が始まっているんですね。
わたし運動神経よくないので、まぁ滑ったら大体そのままこけるんです。スケートもスキーもローラースケートもスノボもとにかく滑るスポーツが大の苦手でして、雪の中お出かけするのこわいんですよ。
だから超スローに歩いてたら本数少ないバスにあと少しでバス停だったのに走れないから置いていかれて。笑
さらに昨日チェコの美しい雪の景色の中で、ツルッと滑って膝打って、テンションダダ下がり。笑 もしおばあちゃんだったらこのまま膝でも割れて車椅子生活かもだねってくらい痛かった。。
そして今日も息子のポケモンGOのためにプラハの街まで行きたい〜というので、山に住んでいるのですが山降りていったんですね。
でも景色は最高に綺麗なわけですよ。いやぁーでも綺麗だなぁー本当って眺めていたんです。
そして、家に帰って大切な友人とコラボイベントのMTGでズームをしたら、冒頭、一番最初に「雪のこと嘆いていいよ、ずっとそれを言ってあげたかったの」と言われて、ハッとしました。
わたしは景色が綺麗だし、プラハの冬は5月くらいまで続くので、始まったばっかで今嘆いてたらこの先どうするんだってどこか自分に言っていました。わたしの頭・思考がそう言っていた。
でも、これってそうやって自分の心にある感情を感じないようにしていた、見ないようにしていたんだなって。
あぁ、そうか、わたし嘆けてなかったわって。
いや、確かに美しいし、新しい生活で刺激もあるけれど、毎日最高気温もマイナスでめちゃくちゃ寒いし、本当は外に出たくないし、滑って怪我したくないし、スノーブーツ以外履けないし、満たされないものがいっぱいだーーー!!!
自由、選択することが満たされていないし、チャキチャキあっち行ったりこっち行ったりできないから、効率性も満たされないし、宅配はあるからめっちゃくちゃありがたいけど、スーパーに自分で行けないし、道は滑るし、家の前の雪かきもどうやるんだ?という感じだからそもそも心理的安全性が満たされていない。
雪の中歩くと、めっちゃ神経使っててヘトヘトになる。体が緊張してるから使ってない変な筋肉使って痛い。。
やってられるかー!ってなって、あーわたしこんなにもたくさん嘆きがあったんだって気づきました。いやぁー気づいてあげられてよかった。
こんなふうに、心のヨガの先生をしていても、根深くネガティブを見ないようにするって癖付いているんです。気づいてあげたらなんかスッキリして、明日は一日自分のために家にいよーっと!って思いました。
こうして嘆いていいよって声をかけてくれた友人にほんと感謝。
はい、ということで今日は「無理やりポジティブになるな」というテーマでお話をしました。大切な時間を使って聞いてくださり、本当にありがとうございました。
最後に歌う瞑想をして終わりましょう。
(うたう瞑想)
では、また。
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡