ringo

育児中です。こどものことや家族のこと

ringo

育児中です。こどものことや家族のこと

最近の記事

回転寿司に行って自己肯定感が上がった話

先週の日曜の話。 私はどうしても行きたいところがあった。ずっとぼんやりとしていた感情は先週には爆発しそうになり、もう我慢できなくなった。もう頭の中はそのことでいっぱい。 「回転寿司に行きたい」 その感情に支配され、 「回転寿司 〇〇(地名)」「回転寿司 おすすめチェーン」「回転寿司 混み具合」「回転寿司 コロナ対策」「回転寿司 予約 待たない方法」 といった、回転寿司にまつわる検索履歴でいっぱいになった頃、私は満を辞して夫に伝えた。 「回転寿司に行きたい」 する

    • 言語化が下手すぎるけど、とにかくこの世界が好き。

      四畳半神話大系が読書の秋2020の課題図書の一つになっていた。 最近作者の「四畳半タイムマシーンブルース」を読んだところだったので、 久しぶりに「四畳半神話大系」のほうも読みたいななんて思っていたところ。 ベストタイミングだと思い、久しぶりに元祖森見ワールドに行ってまいりました。 読み進めていくうちに、 懐かしい同級生に会ったような、ひとりひとりのキャラクターとその行動が なんとも愛らしく感じているなんて、あぁ私も年を取ったのね。 小津なんて、もうかわいさの塊じゃない?つん

      • 気づいたら、前を向いてた

        試験結果のはがきが届くことが分かっていたから 少しでも遠くに行きたかった。 仕事と育児と家事の合間に追いやられながらも 少しずつ知識と自信をため込んだ勉強時間。 見事に散った。ということはもうわかっている。 頭に浮かんだのは 今この時期しか見れない景色。 紅葉を見に行きたい。 遠くをボーっとながめたい。 これからのことは一旦置いといて、 心を平らにしに行きたい。 長野県、軽井沢に行く途中にある鬼押出し園。 目の前に広がるごつごつの岩たちの先に見える、あったかい色をした

        • 息子の全力を見た話。

          4連休、我が家も今年初の家族旅行に繰り出した。 片道2時間の1泊旅行。 目的地は富士五湖周辺。 あいにくの曇天からの雨天だったが、久しぶりの解放感と、旅してるぞ感で大いに満足だった。 この旅の行程をいろいろと文章に残そうと思っていたのだが、 思ってもいないところに旅のクライマックスがあった。 2歳目前の息子は、今回の旅行でたくさんの刺激を受けていた。 川底まで見えるきれいな川に入りたいと駄々をこねて大泣きし、 旅芸人が連れていた猿の脅威のジャンプ力に感動し人一倍の拍手をした

          引っ越したい願望

          私の実家は曽祖父の代から商売をしており、さらに本家であったため、ずっと「そこにある」家だった。 人が集まり、みんなを見送る家。 もちろん父は転勤もないし、当たり前にずっとあり続けてくれたわが実家。 今も故郷を懐かしいと思うのは、あって当たり前の、変わらない存在でいていくれるからで、その贅沢さをひしひしと感じる。 「引っ越し」というものが現実的になったのは、大学進学のための転居がはじめてだった。 その後、就職のために実家に戻り、結婚のための転居をして、今のところ引っ越しは人生

          引っ越したい願望

          「やらない」理由をすぐ用意しないこと(自戒)

          息子はもうすぐ2歳です。 これからきっと保育園や幼稚園、小学校と、どんどん階段を駆けのぼる息子。 その将来について、最近よく夫と話をする。 息子はどうしたいのか、息子にどうなってほしいか、私たちは何をして、何をしないのか。 私たちの想いから、経済的なことから、学びのこと。 今は幼いゆえそういったことには何の主張もない息子。 もう少し大きくなったらきっと考えができていくのだろうけど、今は私たちが考える番。 本当に目の前には選択肢がたくさんで、とっても難しい。 そのたくさんの選

          「やらない」理由をすぐ用意しないこと(自戒)

          さつきとめいと、トトロと息子。

          先日、もうすぐ2歳になる息子は、初めて、となりのトトロを見た。 私自身はジブリ作品はとても好きで、小さいころから親しんできた。 どの作品にも思い入れはあるし、映像もストーリーも、音楽も、何度見ても引き付けられるのはやっぱりすごい。 それゆえ、息子にジブリ作品を見せるタイミングは、私の中では結構悩みどころだった。 できれば、その面白さに気付いてほしいし、楽しんでほしい。 ただテレビでアニメが流れているなあ~と、それを横目にお気に入りの絵本を「ん!」と言いながら読んでとせが

          さつきとめいと、トトロと息子。

          いつか「乾杯」と再会する日まで

          私にはもうすぐ2歳になる息子がいる。 やんちゃだけど、顔全体で表現する笑顔がとても魅力的で、 デザートにバナナがないとさめざめと泣くけれど、道行く人全員にバイバイと手を振るかわいらしさも備わっている。 まだあまり言葉ははっきりとしゃべることはできないが、この、何言ってるんだろう時期のかわいさもまた格別で。 何を言ってるかわからない言葉がとても長文のときは、 「もしかして発音ができないだけで、もう長い文章しゃべってるんじゃない?天才なの?」 と思っている。今もわりかしそう思っ

          いつか「乾杯」と再会する日まで