【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』64
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
Part4 人を動かす意思決定 13説得 提案を通すためにすべきこと
Q13 品揃えは多いほうがいいのか?
ビジネススクールの学生の答え
1つのカテゴリーで3つか4つ程度
お客さんが「自分で選んだ」という気持ちが大事
売れるものであれば1つでいい(例:メロンパン専門店)
無限に多くするか、1つか2つに特化
顧客層に適した店の大きさと商品の種別を選ぶことが大事
感想
ビジネススクールの学生さんたちの意見ですので、どれも尤もだと感じます。
実際に売るものを特化しているお店の話は聞きますから、1つに特化するというやり方が間違っているとは思えません。日本では、職人気質でこの道一筋のような共感する人も多そうなので、これはこれでありだと思います。ただし、当てるのが難しいと思いますし、何らかの理由で仕入れができなくなってしまったりすると、たちどころに商売ができなくなると思うので、店を経営するという観点からすると、倒産のリスクは高くなると思います。
ということで、お客さんが負担を感じず、「自分が選んだ」という感覚を持つ程度の選択肢があるといいのでしょう。よく「3」がマジックナンバーと言われますが、多くのものに関して言えば、その程度の選択肢でよいのかもしれません。
例外は女性のメークアップ用の化粧品で、口紅やアイシャドウ、マニキュアの色が3種類だと、さすがに選択肢がなさすぎると思います。この場合は、季節ものの限定色などを3種類にして、定番を10くらいあると、選びやすいと思いました。
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。