【読書メモ】山口周『武器になる哲学』19
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト
第2章 「組織」に関するキーコンセプト
16 悪魔の代弁者(ジョン・スチュアート・ミル)
悪魔の代弁者:あえて候補者の欠点や証拠としての奇跡のうたがわさしさなどを指摘する役割(カトリック教会の用語)
ミルの考え:意見や言論もまた、多数の反論や反駁をくぐり抜けることで、やがて優れたものだけが残る
→反論を抑え込むことは危険につながる同質性の高い人が集まると、意思決定の質は著しく低下する(個人がどんなに高い知的水準であっても)
→悪魔の代弁者の難癖によって、見落とされていた視点に気づく
→貧弱な意思決定に流れ込むのを防ぐ集団における問題解決の能力は、同質性とトレードオフの関係にある
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