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子育てはキャリアの断絶って本当にそう?【ととのえマガジン】

まだお喋りはほんの少しな3歳息子と11ヶ月の娘を子育て中のリケジョママのページにお越し頂き、本当にありがとうございます😊

-coming home-
大人も子どもも、自分に還る。
ありのままの自分でいられる。

no+eを通じて
そのヒントを発信できたらと思っています。


さて、本日はととのえマガジンを更新をさせて頂きます

「ととのえマガジン」とは、ウェルビーイングを追求するコンサルティング会社 株式会社ととのえ様とコラボでお届けするマガジン。「1人ひとりが輝く世界にする」を目標に、リケジョママが筆をとります✍️

今日のととのえマガジンのテーマは、
”子育てとキャリア”です。

子育てによる育休や離職によって

キャリアが断絶してしまった。
自分だけ取り残された感があり、焦る。

と思う女性や

仕事があるのに、長い育休なんて取れるわけないだろ。

と思う男性や。

かくいう私もその思いが0かと言われたら多少はあるし
男性の部分は、私の夫の言葉、まんまです。

つまりこれは、私たち夫婦のことです。

そんな中、no+eで子育てのことを書いていると、
「人材開発も同じですよ〜」という趣旨のコメントを
頂くことがあります。

例えば、「息子の成長が学習曲線の高原期に入った」
という記事にもこんなコメントを頂きました。

今息子さんの学習曲線の高原期なんですね。発展期が楽しみですね。

この話よく企業の方にもお話させて頂くんですか、皆さんインプットがあるとすぐにアウトプット出来るものだと勘違いなさっているんですよね。
何度説明しても、理屈は分かるけど、不安な気持ちが頭をもたげるとの事。。
かれこれお手伝いして7年ほど経ちまして、ようやくご理解の上、意図的に『お待ち』頂けるようになりました^_^

ととのえさんのコメントより

ということで、何が言いたいかというと

子育てから学ぶことは多い!
キャリアの断絶ではなく、"成長する機会"と捉えたい!

と、そういうことです。

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成長思考と固定思考

少し話は変わって、「成長思考」と「固定思考」
という言葉があります。

☑︎能力は伸ばせる
☑︎性格的特徴も改善できる

このように考えている人は、
現実もそうなり成長し続けます。

だから、社会でも成功しやすいし、
自分も相手も"変われる"と信じているから、
離婚率まで低いそうです。

こういう考えを『成長思考』と呼びます。

それに対して『固定思考』の人は、こんな思考です。

☑︎生まれつきだから仕方ない
☑︎努力しても変わらない
☑︎もともとの性格だから変わるなんて無理

こういう考えを持つ人は、本当に変われません。

5年も10年も今の自分がそのままなんて、恐ろしや・・

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成長思考と固定思考は同居する

これを読んだあなたは「自分はどっちかな?」と
考えてくださっていると思います。

ここで釘を刺すようで申し訳ないのですが、
100%成長思考な人って中々いないと思います。

いやいや、自分は何事も『成長思考』で捉えているよ!
という人へ。

☑︎スポーツの能力
☑︎音楽の能力
☑︎絵の能力

は如何でしょう?

仕事の能力や子供の成長に関しては『成長思考』で
捉えている人も、

身体的な能力や芸術的なセンスについては
"生まれ持ったもの"として
『固定思考』で捉えている人が多いのではと思います。

しかし、脳の可能性を調べる研究において
絵心が全くない人に絵の指導を行ったところ、
飛躍的に絵が上手くなったそうです。

この研究に参加した人は
自身の絵が上達しているのを目の当たりにして、
絵に関して『固定思考』から『成長思考』へ
変化したのだとか。

つまり、『成長思考』か『固定思考』かは
☑︎分野によって異なる考えを持つ。
☑︎経験を経て、変化し得る。

ということです。

「変化」とは逆も然りで、

努力したのに実らなかった・・

なんて経験を経て、『成長思考』だったのが、
いつの間にか『固定思考』に変化していた、
なんてこともあり得るということです。

恐ろしや。

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"子育て"と"キャリア"と『成長思考』

さて話は戻って「子育て」と「キャリア」の話です。

え、もう忘れていたって?笑

この記事は、「子育て中にキャリアが断絶して焦る」
とか、「キャリアの断絶が怖くて育休取れない」とか、
そんな気持ちに対する記事でしたね。

長らくの脱線、失礼いたしました。

私が何が言いたいかというと、
「子育て中にキャリアが断絶する」という恐怖は、

子育て中には成長できない

という『固定思考』が原因ではと思うのです。

「キャリアの断絶が怖い」ということは、
社会で活躍をしていて、向上心があるからこそ
出てくる恐怖だと思いますが・・

仕事をしている時にしか『成長できない』と思う
限定的な成長思考に陥っている可能性があります。

もしくは、最初は子育て中も『成長思考』だったのに、
同期の出世話などを聞いて、焦り、
『固定思考』に変化する場合もあるかもですね。

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解決策は「思いやりの力」

おお、では今日から「子育てから学んで成長しよう!」
という気持ちになるぞ!

って思ってくださった方へ。
ありがとうございます。書いた甲斐がありました😭

でも、本当にできますか?

育休中、同期が超出世街道にいった話を聞いても?
離職中、お金の不安に駆られても?

ここで大きな一つの壁にぶち当たります。

「分かっていても『成長思考』になりきれない」
これです。

この壁に対する解決策が
『セルフ・コンパッション』です。

日本語だと
「思いやりの力」とか「慈悲の心」と訳されます。

テキサス大学の実験によると、

①自分へ思いやりを持って接する
②自分へ”自分の強み”をアピールする
③何もしない

の3グループに分けたところ、
①が最も『成長思考』寄りの考え方になったそうです。

思いやりを持つと、思考が変わるなんて不思議ですよね。

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子育ては成長のチャンス

子育ては、仕事と違って他人からの評価も、
数字など客観的な評価も、ないですよね。

だからこそ、自分で自分に、
「お疲れさま〜、よくやってるじゃん!」とか、
「子育てって大変だよね。イライラする時もあるよ。仕方ない。」とか、

子育てに悩む友人にかけるような優しい言葉を
自分自身にかけてあげることが重要です。

これこそ、まさに「セルフ・コンパッション」です。

このように自分自身に慈愛を持って接することで、
 ☑︎自分に正直になれる
 ☑︎悪いところも含めて、自分を認めてあげられる。
 ☑︎その上で、改善しようと前向きな心でいられる。
つまり『成長思考』が育つということです。

この思考を身につけることは、
確実にビジネスの世界でも役に立ちます。

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ビジネスにおける『成功思考』

ある実験では、『固定思考』が根付いた企業では、
 ☑︎出世のために隠し事をする
 ☑︎手抜きをする
 ☑︎不正を行う
従業員が多かったとか。

一方、『成長思考』が根付いた企業では、

☑︎「同僚たちは信頼できる」と答えた社員が47%高い
☑︎「会社はイノベーションを推進する」と回答した社員が49%高い
☑︎「会社はリスクテイキングを応援してくれる」と回答した社員が65%高い

という結果になったそうです。

どちらの企業の方が成果が出そうなのか、
言わずもがなですよね。

後者の方が気持ちの面でもポジティブに誇りを持って働けそうです。

『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。』

で始まるマザーテレサの有名な言葉があるように、
思考はいつか言葉になり、行動になります。

マザーテレサの言葉はさらに、習慣、性格、運命と続きますが、それは一旦おいておいて、

言葉や行動になるということは、周りにも影響を与えるのです。

子育て中に「セルフ・コンパッション」を意識して
『成長思考』を身につけるチャンスだと捉えれば、

子育てから多くのことを学べるだけでなく、

ビジネスの世界に戻ったときに、周りに良い影響を与える人間になって、更に活躍すること間違いなし
ではないでしょうか。

そうだといいな・・
と思う、4月から本腰入れてフリーで働く
リケジョママでした。

ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございます。

あなたからのスキ・フォロー・コメントが私の励みになり、学びとなっています。
いつもありがとうございます。

どうぞよしなに。

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