
Tokyo Urban Farming始動!アーバンファーミングを通してデザインする、リジェネラティブな都市生活
「Tokyoを食べられる森にしよう/Re-generative lifedesign in cities」というスローガンのもと、農を中心とした都市の持続可能な生活文化を創造・発信していくオープンプラットフォーム「Tokyo Urban Farming(TUF)」が発足しました。
博報堂のUNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)でサステナビリティフィールドディレクターを務め、パーマカルチャーデザイナーでもある近藤ヒデノリさんが発起人となって生まれたTUF。
あらゆる角度からアーバンファーミングを広めていけそうな3社のパートナー(東京感動線・プランティオ・プロトリーフ)のほか、多様な分野で活躍するコミュニティメンバーが集まっており、私も参加させて頂いています。
満を持して、UoCにてキックオフのトークイベントが4月21日に行われました。登壇者は「マンダラ」と呼ばれる円形のスペースにソーシャルディスタンスを保ちながら集まり、200名の方がオンラインで視聴する中、それぞれの活動内容や今後実現したい「妄想」をシェア。
今後のTUFの活動では「We (みんなで) / Our (みんなの)」や「カッコよさ」がキーワードになる予感です。
東京感動線・服部さんの「『TOKYOURBANFARMING』の中には『OUR(私たち)』が含まれている」という捉え方が素敵でした。
思い返せば、私がロンドンで訪れたコミュニティガーデン「Skip Garden」は若者や地元のボランティアによって管理され、近隣の建築学生がデザイン・建設していたりと、まさに「みんなで」作られていたし、
店内でアーバンファーミングを実践するオランダのレストラン「The Green House」は、サステナビリティにこだわり抜いているだけでなく超カッコよくて人気でした。
The Green Houseの店内にあったようなインドアファーム(LEDを使って屋内で野菜やハーブを育てる設備)が、UoCにも設置されています。その名も「Micro Farm」!
野菜を育てるにはできるだけ自然に近い状態がベストだとは思いながらも、適した土地がない都心では、こんな育て方も面白いですよね。
隣にはコンポストトイレが展示されていて、野菜を育てる→人が食べる→排泄する→堆肥化する→野菜を育てる...というループを思わず想像してしまいました。
東京の各地で自発的なアーバンファーミングの動きも増えてきているように感じるので、今後の展開が楽しみです!
Tokyo Urban Farmingの最新情報は、公式noteをぜひご覧ください。
(↓パンフレットの印刷は、"環境印刷"を実装する大川印刷さん)