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徒然草 〜教育エッセイ〜

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日々、教育について感じたことや考えたこと、よりよく生きるためのヒントなどを徒然なるままに書いたエッセイです。
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#仕事について話そう

子どもの前で担当の先生を労おう

子どもの前で担当の先生を労おう

3月も、もう中盤。たてわり活動、委員会活動などの終わりが近づいています。

小学校で教務主任として働くリッケンです。立場上、さまざまな先生方の相談に乗ることも多いので、先生方の悩みやがんばりについては痛いほどよくわかります。

1年間担当として子どもたちと共に走り続けてきた先生にはぜひ労いの言葉をかけていきたい時期です。

先生方も、それぞれの担当の仕事が終わった時には、その先生に直接、「お疲れ様

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だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

前回の記事の更新から2週間ほど空いてしまいました。

インフルエンザ・新型コロナの流行などの影響を受け、お休みの先生のクラスに入ったり、校内研修や学校公開の準備をしたりと文字通り目の回るような忙しさでした。ふ〜ようやく一息です。

今回は、「承認」の話です。

認めるのが大切、ほめるのが大切そんなことがよく話題に上がります。よし!やってみよう!とその気になってがんばってみたことがある人も多いのでは

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私的『シン・おっさん教員』後半

私的『シン・おっさん教員』後半

前回の記事では、自校の校内研究でなぜ先生方が前のめりに学ぶようになったのか、『シン・おっさん教員』の文脈から書いてみました。

※さる先生の『シンおっさん教員』の記事はこちら

※前回の記事を読まれていない方はこちらから

今回は、いよいよ後半。校内研究を牽引してきた私がいなくなった後の校内研究をどうしていくのか?という耳の痛い問いに対する回答編です。

後半 耳の痛い話への回答人を責めるな仕組み

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私的『シン・おっさん教員』前半

私的『シン・おっさん教員』前半

来週からいよいよ子どもたちが学校へやってきます。
というわけで、1月5日(金)は久しぶりに勤務しました。

教頭先生と話している中で、自校の校内研究についてうれしい言葉をいただきました。

前半、とてもうれしい言葉でした。後半、図星。耳の痛い話でした。

前半のうれしい言葉をいただけたのは、さる先生こと坂本良晶先生の提唱されている、『シンおっさん教員』を意識した取り組みによって達成できたと思ってい

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