全ては「暫定的」で良いのでは。
何日か前に「人間は何度キャラ変してもOKだ」みたいなnoteを書かせて頂いた。それとまあ関連しているのかもしれないのだが、僕は人生の考え方など全て「今のところはこれが良いと思う」と「暫定的な物」として捉えるようにしている。だって将来今までに最高だと思っていた考え方よりもイケてる考え方が出てきた時に「これが絶対だ」なんて思っていると気軽に乗り換えられないので。
なんだか連日ニーチェの言葉で恐縮なのだが「神は死んだ」と言う考え方も最近ようやく少しずつ腑に落ちてきた。僕が理解している範囲だと「世の中には絶対的な見方など存在しない」と言う意味なのだそうだが、個人的に「これは絶対にこうだ」とまるでそれが「宇宙の真理」かのように決めつけて来る方とうっかり出くわしてしまうと「あまりのつまらなさに目が潤んでしまう」(出典:髭男の「クライベイビー」)僕としてはまさに「これこそ僕が思っていた事だよ」と小躍りしてしまうような概念だったりもする。
たぶん10年近く前「アドラー心理学」と言う物に出会った頃は「なんだ〜、この考え方にもっと早く出会いたかったな〜」なんて思っていたのだが、今まさに「ニーチェ哲学」に対して全く同じ感想を抱いているのだから、やっぱり物事の感想も「暫定的」で良いのかもしれない。
ニーチェ哲学の「永遠回帰」の思想によると僕が生まれ変わって次の人生では突然「イケている韓流アイドルになったりする」事は無いそうなので、コービー・ブライアント氏がかつておっしゃっていた「今までで1番イケているヴァージョンの自分自身になる」事だけ考えて毎日を生きて行きたい。そして僕はあくまでも「現段階では」それがベストなんじゃないかと「暫定的に」思っている次第なんである(笑)。
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