「だ〜れのせいでもありゃしない〜」、「そしてオイラも悪くない〜」。
こちら、若い人は全く知らないと思うのだが、アニマルズの（いや実はアニマルズ自体もカヴァーで、オリジナルはニーナ・シモンさんと言う女性ジャズシンガーであると言うことを今日知った）「Don't Let Me Be Misunderstood（邦題は「悲しき願い」）」を尾藤イサオさんがカヴァーしたときの歌詞の最後「みんなオイラが悪いのか」をちょっと変えさせてもらったもの。
これ、何かトホホな事が起きた時につい自責してしまう人はテーマソングにしたら良いんじゃないのかと思う。そう、何かしらの「有り難くない出来事」が起きた時に「人を責める」のは勿論言語道断だが、実はけっこう意味もなく自分を責めてしまっている人も少なく無いような気がしている。そんな時「誰のせいでもありゃしない〜」「そしてオイラも悪くない〜」と歌えば、少しだけ気が楽になるような気がするんだよなあ。
ところで今年は贔屓の横浜ベイスターズが強かったお陰で、ここ２ヶ月ぐらいはけっこうプロ野球の試合を見ていたのだが、野球ってけっこう偶然と言うか「運」だけで何かが進んでいく場合も多くて、まさに「誰のせいでもありゃしない」事（例えばポテンヒットとか）があったりして、それを選手もファンもみんな「しょうがない事」と受け入れて試合が淡々と進んでいくのはとても興味深いなと思った。
と言う感じでこれから僕は自分の生活に起きる色々な幸運や不運も（いや「不運」とは本当は存在しなく、それは「幻」だと言う事も少しずつ分かってきたのだが）受け入れて、淡々と生きて行きたいな、なんて思っているんである。「だ〜れのせいでもありゃしない〜」「そしてオイラも悪くない〜」。
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