「たとえ話」が上手い人の話はわかりやすい。
おかげさまで今日の昼頃電話してみたら「午後2時に来てくだされば、なんとか予約の合間をぬって治療しますよ」と言って頂いたので歯医者さんに行って取れた前歯を付けてもらってきた。
そして行き帰りの電車内は例の森岡毅さんのマーケティングの本を読んでいたのだが、いや〜、書評に沢山あった通り、本当にわかりやすい。僕でもわかるように視点を下げ「たとえ話」を上手に織り込んで説明してくれているのが本当に読者に対する愛を感じて素晴らしいと思った。
あまり内容をここに書くのはマナー違反だと思うのでほどほどにしたいが、個人的に「なるほどなあ」と思ったのは戦略を「行き先」と例え、戦術を「移動手段」と例えてくれた話。詳しくは書かないが、例えば出発点が大阪のUSJだったとして本当は行き先が「東京ディズニーランド」なのに「香港のディズニーランド」に間違って行ってしまう事を「戦略が悪い」状態とし、また「飛行機で行く」のは時間を効率的に使った「良い戦術」で「自転車で行く」のは時間を効率的に使えていない「悪い戦術」と例えている部分など、非常にわかりやすかった。
そういう僕も森岡さんには大きく及ばない物の、3/4拍子で8分音符が6個ある時と、6/8拍子で8分音符が6個ある時の違いを、3拍子のほうは
「うに、たこ、いか」と2個のセットが3グループ。6拍子のほうは「わかめ、たらこ」で3個でひとセットの2グループと例えて説明するようにしているのだが、果たしてこれがわかりやすい説明なのか。
まあそんな事も内容に織り込んでしまった僕のボーカル教則本、合わせて「365日毎日2小節のフレーズを弾き続けることでゼロからある程度のところまでベースを弾けるようにしてしまおう」というコンセプトで僕が書かせて頂いたベースの教則本のリンクを下に貼りますので、良かったら見てみて下さい。
*ここからは今日の記事に関連していそうな本のリンクです。