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「ネガティブな考えを持つこと」よりも「そう考えた自分自身を責めること」のほうがずっと罪が深い。にんげんだもの、そりゃあネガティブな考えを持つ時だってありますよ(連続投稿717日目)。

 なんとなく「ポジティブシンキングこそ正義」みたいな風潮があって、そういう僕も何かと言うと自分自身や他人に「なるべくポジティブに考えよう」なんて啓蒙してしまいがちだ。なのだが我々は人間である以上、たまには(いや「頻繁に」でも全然オッケーです)ネガティブな考えに陥ってしまう。むしろ「悲観は感情、楽観は意思」なんて言う言葉があるぐらいなので「人間はネガティブに考えるほうがデフォルト」だと言っても言い過ぎではないはずだ。

 ただそう考えてしまった時に「そんな自分を責めてしまう」のはいかがなものかと正直思う。人にうっかり嘘をついてしまって怒らせてしまった時に「正直に白状して謝る」ほうが「更に嘘を上塗りしてその場をしのごうとする」よりもずっと傷が浅くて済むような気がする。そういう意味でも「ネガティブな考えを持った自分」を「責めてしまう」のはどうかと思うし「スーパーヒーローだって悩んだりする」のだから(例えばレインボーマンとか)、我々のような一般市民がネガティブになったりするのもむしろ当たり前で「普通の事」なんでは無いのかな、と思ったりもする。

 そしてそういう「ネガティブな自分もギュッと抱きしめて受け入れてあげられる人」のほうが、結果的に「他人のダメな部分」にも寛容になりやすいような気がする。人は10人いたら「10通りの正義」があるのだろうし「それぞれの人で少しずつ異なる10通りの視点」を持っているのだろう。たとえ他人の視点や事情が理解出来なくても、頭ごなしにその他人を責めたりしてしまうことだけは絶対に避けたいな、なんて常々思っているんである。

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