ROUTE SIX SIX or ROUTE SIXTY SIX

 学校のアンサンブル授業で今「Route 66」をやっている。今回はナットキングコールの大昔のヴァージョンなのだが、彼はどう聴いても「Route 66」を「Sixty Six」では無くて「Six Six」と発音している。昨年たまたま代講した時にやったJOHN MAYER版の「Route 66」ではJOHNは明らかに「Sixty six」と言っている。これは何故だ? と言う問いに半分アメリカ人で半分中国人、アメリカにも住んでいたある学生が答えてくれた。

 なんでも「66」を「six six」と発音するのは昔の人の一部なのだとか(全員では無いらしい)。そして現代では殆どの人が「Sixty Six」と言うらしい(確かにJOHN MAYERは現代の人だ)。

 それを聞いた僕は「なるほど、今や60歳以下の人で(東京の)山手通りの事を環6と言う人がほぼいないのと一緒か」と不思議な納得をした。

 ちなみにその子がついでに教えてくれたのだが、物の値段はだいたいその数字を端から、つまり495だったら「Four hundred ninty five」とは言わず、「Four nine five」と言うのが普通らしい。ここで彼は「Priceは〜」と言ってその日本語を知らなかったので「価格、価格」と別の学生が教えてあげていたので、一応少しはお礼が出来たのでは無いかと思う。

 まあでも、考えてみれば僕達だって246の事を「ニーヨンロク」と言ったりもしますが、ラジオの渋滞情報などでは「国道二百四十六号線は〜」と言っているので、そんな感じの事なのだろうな、なんて思う。ちなみにあの道の西の果てって静岡県の沼津市だって、知ってました?

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*勉強になるなあ〜。色々教えてくれてありがとう!!!

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