「完全主義」が何故イマイチか、やっと腑に落ちた。
最近ようやく世の中には「欠乏感」と「充足感」と言う2種類の感情があると言うことをちゃんと理解しつつある気がする。よく言われる「コップに半分水が入っている状態」を「欠乏感」から見ると「半分しか入っていない(つまりフォーカスは入っていないほうの半分に向いている)」事になり、逆に「充足感」から見ると「半分も入っている(つまりフォーカスは入っているほうの半分に向いている)」と言う事になる。
完全主義が何故いけないかと言うと、例えば「ワンステージ演奏して2箇所だけ間違えた」としても「間違えた2箇所」のほうにフォーカスが当たってしまうから。それ以外の部分がどんなに素晴らしい演奏をしていても、そちらにフォーカスが言ってしまうとまあ正直「嬉しくは無い」。
そして自分の事をちゃんと見たり聴いたりしてくれているのか甚だ怪しい他人では無くて、24時間365日いつ何時でも一緒にいる自分自身が自分に「完全主義から来る謎のダメ出し」をし続けていたら、そりゃあいくらやる気がある人でも、そのうちやる気が無くなってしまうに違いない。
なるほど〜「人ってこういう感じで行動できなくなるんですね」と妙に腑に落ちた。完璧な人なんてこの世にいない。あの孫正義さんだっていまだに会社設立以来の何兆円もの大赤字を出したりするんだから、僕なんかその10倍ぐらいどうでも良い失敗したって何ら不思議は無いはずだ。そんな事を気にせず、今日も「不完全主義」全開で「充足感」のほうに目を向けて生きて行きたいんである。
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