地球戦隊ファイブマン、第1話「五兄弟戦士」
銀河系には、命の宿る星がたくさんある。
だが、それらの星が次々と滅んでいくという、謎の現象が起きた。
そんな星の1つ…辺境惑星シドンに、死の星を生き返らせようと開拓に取り組む、地球人の一家があった、、、。
ファイブマンの物語はここから始まる。
第1話のテーマは”未来へ繋ぐ優しさのバトン”
星川博士により、砂漠化した辺境惑星シドンに植えられた白い花。
その花の存在を消し去る様に上空から現れた銀河戦艦バルガイヤー。
爆撃によって、シドン星の唯一の生き残りであったイーヤとトーヤも白く咲いた花モノとも犠牲になってしまう。
戦艦バルがイヤーから出てきたのは銀帝軍ゾーンの構成員達(紹介までするとややこしくなるので今回は名前は伏せておきます(笑))。
その後、銀河闘士ガメルギンによって星川家族は窮地に追い込まれる。
尚、今話の神セリフは、星川一家の生活の場であったマグマベースに逃げ込んでも、抹殺の為に一家を襲うガメルギンから大切なモノを守るという星川みどり(母)の優しさの言葉を選ばせて頂いた。
ここで出てくるアーサーとは、歩行型の彼らのお手伝いロボの事です(笑)
時は経って20年後、地球に逃げた子供5人は全員小学校教員になりニュータウン小学校に勤めていた…。
星川学(長男、ファイブレッド)は辺境惑星シドンから持ち帰った白い花を地球でも育てていた。
そして花を咲かせた上空に再び、黒い影がかかる。
「私は既に、命溢れる星を、999個滅ぼして来た。あと1つ。1000個の星を滅ぼした時、私は永遠の命を得る事ができ、全銀河の永遠の支配者となる事ができる。ガロア艦長。この地球こそ、まさに最後の1000個目を飾るに相応しい星だ。死の星と化して、私に捧げよ。」
銀河皇帝メドーの言葉を受け、銀帝軍ゾーンは再び学たちの前に現れる。
戦闘機バルゴールは街を壊滅状態にする。
そして、学たちが赴任しているニュータウン小学校も崩壊の被害にあってしまう。
今話の神セリフ、子どもたちをアーサーに頼んだ母の優しさも学にはちゃんと優しさの系譜として受け継がれる。
未来を生きる子どもたち。大人は彼らの背中を押す役割がある。
自分が幼少期、背中を押してくれた両親の優しさ。
学はその優しさを体現した。
社会の中で後輩を守れる先輩や、部下を守れる上司は残念ながら減っている気がする。
「私は聞いていない。」
「知らなかった。」
「彼の責任です。」
私が生きてきた病院や施設ではこの様な言葉が乱立していた。
「すみません。一緒に今後の対策を考えます。」
後輩や部下はたったこの言葉を聞きたいだけなのに…。
だからこそ、子どもたちを本気で守ろうとしている学の姿に私は胸を打たれた。
守れよ美しい星の命を。
守れよその愛で、大切な人を。
大切な人の未来を。
※ファイブマンEDより抜粋
地球戦隊というタイトル、正直な所でいうとスケールがデカ過ぎると、個人的には思っていた。
だが、彼らは大切な人の未来を守るヒーロー。
すなわち、未来が住む地球を守るヒーローだった。
決してデカ過ぎる事なんて無い。
彼らが守っているのは”美しい夢”なのだから。
追伸、今回は彼らの写真を添付して、主人公を紹介したいと思う。
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