地球戦隊ファイブマン、第4話「地球を酔わせろ」
以下、1990年3月23日放送分の記事になります。※ちなみに…同年3月3日、ポールマッカートニー初来日コンサート開催した位のスーパー戦隊になります。
テーマは”柔軟性”
「愚か者は皆、酒で身を滅ぼします。ましてや、これは悪魔の銀河酒。地球を酔わせてご覧に入れましょう…。」
生きている中で自分が進んでいる方向性や重心を変える事、恐らく誰もが経験した事のある事ではないか。
酒に酔わされたまま堕落に生きる方法もある。
それはそれで自分の欲求に愚直な生き方。
今話に出てきた銀河闘士ゾウルギンは、人々を酔いつぶしているうちに数々の惑星を滅ぼしてきた。
攻撃は1+1=2といった直線的なモノ。
だが、攻撃力は高く、ファイブマンを苦しめる。
そんな真っ向からの攻撃に対して、レミは酒に酔わされた自分から新しい自分を発見してみせる。
そして、今話の心に刻みたいセリフについてもそんなレミから生まれる。
剛に対するのであれば柔。
酒に酔ったレミは酔拳を使いゾウルギンに勝負を挑む。
新しい事に挑む事、不安や恐怖心はある。
努力というバックボーンは、新しい事を柔軟に捉えられる後ろ盾になる。
レミは日々、アーサーと共にカンフーの修行をしている。
1日1日の積み重ねが彼女の小さい背中を大きく見せていた。
不安感は努力で越えられる。
やらない後悔より、やった後悔。
そんな話をしていて、自分が努力で不安を消しているかと言ったら、正直な所できていない…。
ただ、新しい事を柔軟に捉える心構えだけは、これからも持っていきたいと思っている。
チャンスは何処に転がっているか分からない。
自分の生き方の幅が考え方で広くなれば、きっと今より人生も楽しくなる筈だと、私は思っている。
新しい事や新しい仕事を積極的に受け入れる事で広がる未来の道幅。
そんな輝かしい未来の自分が通りやすい道を整備するのも自分。
気持ちを柔らかくする事で道も踏み固め易くなる。
誰しも輝かしい未来が待っていますよう願いを込めて…。