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積み読者📚️

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あとでも読む、読みたい本があります。大切に大切に、この手に包んで本棚に収納させていただきました。ありがとうございます。
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#創作大賞2024

愛の詩 -しるし

愛の詩 -しるし

君が僕を愛したっていう

消えないしるしが欲しかった

いつか君が僕のことを

すっかり忘れてしまっても

【詩】信じてみよう

【詩】信じてみよう

子どものころは

何にでもなれる気がしていた

いつからだろう

自分のことを

信じようとしなくなったのは

諦めることは簡単だから

もう少しだけ

自分の未来を信じてみよう

子供の頃の夢ってなんだったかなぁ
と考えてみるのも
いいものですよね🍀

📖朗読フリー作品ですが
XのDMやスタエフレターなどで
事前に連絡して頂けると嬉しいです🥹
著作権は放棄していません

🍀朗読する際のお

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〖作詞〗『はだかのおうさま』

〖作詞〗『はだかのおうさま』

『はだかのおうさま』
作詞 : S0U.

ねぇ  そこの王様
過去という名の城はどうです?
見下ろし  見下し  いい気持ち
半径1の  その世界
さぞかし広いことでしょう

余りに長く  生きたから  
瞳が濁って  白内障
見えてる景色は  本物ですか?

近寄る仮面の  家来たち  
張り付く笑顔は  変わらない
気付きませんね  
仮面の下の  笑顔の意味を
表の顔を  微笑み見てる

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恋の詩 -P.I.N.K

恋の詩 -P.I.N.K

あなたがいない

この時間をどう過ごせばよいかわからず
ほおづえついて ため息ばかり

テーブルの上のミルクとシリアルが
時間をよけい滑稽なものにする

華やかなガーベラのピンクだけが
心に映えて
あと何時間後に あなたからの甘いキス

あなたがいない

この部屋は一人じゃ寂しくて
ミルクティーもすぐに冷めた
ひざを抱えて ぼんやりするばかり

華やかなガーベラのピンクだけが
心に映えて
あと何千

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〖作詞〗『これが僕だ』

〖作詞〗『これが僕だ』

『これが僕だ』
作詞 : S0U.

オリジナルだと思っても
ググれば  似たこと言ってる人が
僕という存在は
誰かを集めて  出来ている

人であるから  仕方ない
「頑張る」を  
頓知つかって  言い換えて
腹を太鼓に  鼓舞してる

それが僕だ  それが僕だ
紛れもなく  迷いもなく
凡人だっていいんだ
笑う言葉が  あればいいんだ

世界に残る  名言は
普通だからこそ  価値がある

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恋の詩 -ひやりと

恋の詩 -ひやりと

ひやりと 風が心地よく

ずいぶん暑く眩しいけれど

ひやりと 熱を発散させ

わたしの恋心もこんな風に

ひやりと 冷ましてほしいねと

汗ばむ君の首筋みては

願わくば 風になって

ひやりと 君をなでられたらと

そんなわたしを覗き込んでは

空と大地はとおくとおく唄っている

心の詩 -何もする気になれなくて

心の詩 -何もする気になれなくて

何もする気になれなくて
何もしないをずっとしてる

何もする気になれなくて
火傷の跡を見つめてる

何もする気になれなくて
空の美しさに圧倒されてる

何もする気になれなくて
揺れる洗濯物を眺めてる

何もする気になれなくて
君にあやまりたいと思ってる

君にあやまりたいと思ってる

君にあやまりたいと思ってる

何もする気になれなくて

心の散文 -特別な誰か

心の散文 -特別な誰か

特別な誰かになりたかった
凡人とは違う特別な人になりたかった

でもわたしの全てはいつかの誰かのまねごと

ただただ平凡な人間
それを受け入れたくなくて

わたしの人生がつまらないのは
外界のせいにしたくて

気づいたら一生14歳のままだった

わたしはただの平凡な人間
特別な才能も高い能力もない
ごく一般的な人間

自分のくだらなさを
ほんとうは誰よりも知っている

自業自得

もうおわりにして

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恋の散文 -満期

恋の散文 -満期

お互いにまだ大好きなのに
もうこの関係での満期を迎えてしまい
離れるしかないときに
生きていて人と関わるってこういうことだよなぁと思う。

選べないし、いつくるかもわからなくて。

ただ、このときにあれこれ思考でつなぎとめようとしたり、まだキラキラ残っている大好きの気持ちにすがって一緒にいてしまうと、結局どんどんお互いに重くなって、腐ってきてしまう。

下品なことなんだと思う。

流れを受け入れる

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恋の詩 -ぽろぽろ

恋の詩 -ぽろぽろ

ぽろぽろ ぽろぽろ
小さな言葉たちが落ちて

ぽろぽろ ぽろぽろ
小さな花たちが落ちて

ぽろぽろ ぽろぽろ
涙が落ちて

ぽろぽろ ぽろぽろ
たゆたうあなたと たゆたうわたし

どこへ行ってしまうの

宝石のような時間が

ぽろぽろ ぽろぽろ
転がってゆく

ひろいあつめて

すべてを飲み込んでしまいたい

心にとかしいれてしまいたい

頭の中シリーズ -2

頭の中シリーズ -2

もう3分で溶ける

エスカレーターの右側にする

横顔はきれい 失礼

大変急ですが

いま猛烈に踊り出したい

しっかりタッチ

平成を感じさせる丈感

いないとわかっていても探す

急いでないなら押さないでよ

というか急いでても押さないでよ

おねえさん 足をしまっておくれ

“これが最後の夏なら 僕はこのままふざけていよう”

ああ部室ね

絶対写り込んでる

なんだ連れじゃなかったのか

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心の詩 -コトリコトリ

心の詩 -コトリコトリ

電車にゆられ

コトリ コトリ

どこへゆくのですか

コトリ コトリ

未来を迎えにゆくんです

コトリ コトリ

すこしだけ 眠くなってきました

コトリ コトリ

このまま眠ってしまいましょうか

コトリ コトリ

永遠のミライへゆきましょう

コトリ コトリ

絶対にイマに戻って来られないミライへ

コトリ コトリ

もう目覚めることのない場所へ

恋の詩 -サディスト

恋の詩 -サディスト

笑ったときの八重歯も
光に透けた茶色い髪も
癖のある足の指も

わたしという 権利も

わたしのすべてはあなたのもので
あなたのすべてはあなたのもので

それでいいと思っているんだよ

そしていつか

わたしなしではいられなくなってくれたら

それがいいと思っているんだよ