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「効率の良い人生を送りたい男がいるんですよぉ~」「なぁにぃ~!やっちまったな!」「男は黙って、、、」
「効率的に」
「効率よく」
と言う言葉がある。
効率が悪いよりは、良い方が何事においても良いとされている。
特に日本ではアメリカよりも効率的と言う言葉に敏感であるように感じる今日この頃。
せっかちとも言い換えられるだろうか。
実際僕も効率的に物事を進めようとしたり、終わらせようとしたり努力することは多い。
というか、かなり効率という点に関しては口うるさい方であると自覚している。
2ヶ月で簿記2級を取得したという記事を書いた。
現時点で16スキを獲得しており、まだまだ読者の少ない僕の記事の中では、人気な記事に分類される。
だが、これが半年で簿記2級に合格したというエピソードだったらどうだろうか。
多くの人は、なんだ普通じゃないかと感じ、記事に目を通すことはないかもしれない。
怠惰な1日を送るよりも、生産性が高く効率的な1日を送りたいと多くの人が思うはず。
1年かけて5キロダイエットを目指すより、3ヶ月で5キロダイエットしたいと思う。
これらのように同じ成果をあげるとした場合、より短期間で成し遂げたいと思うことは人間誰しも思う、一般的な考えだと思う。
だからこそ2か月で簿記2級を取得というタイトルに魅了されて、多くの人が目を通してくれているのだろうと思っている。(ありがとうございます)
では、どのように行動すれば効率よく物事を進めることができるのだろうか。
今回記事を書いている1番の理由は、この問いに対する現時点での僕なりの答えをお伝えすることです。
ということで、結論から。
それは、
ゴールを認知して算段を立てること
です。
僕がこれまで生きてきていろんなことに挑戦して、効率という観点から見たときに、全てにおいて共通して感じたことがこれであ。
これは計画を立てるということとは少し異なる。
あくまで算段。
というのも、エクセルに表を作って何月何日はこれをやる、明日はこれをやる、というようにきめ細かな計画は不要で、頭の中でざっと考える程度でいいということ。
僕は計画性がないという話をしたことがある。
だが、算段を立てることには長けていると自覚しているし、親友にもよく褒めてもらえる。
ゴールを認知せずにひたすら突っ走っていたら、効率的に目標を達成することができないということは、こうやって文面で見て考えると容易にわかることである。
でも、実際に日常生活において考えるとこれができない人が多いように思うし、自分も出来てなくて、効率の悪い行動をしていたことがある。
統計検定という資格試験の勉強をしていた時の話を例にあげると、
僕はゴールを認知すること(試験の問題範囲や到達目標レベル)なく、とりあえずテキストの前からじっくりと知識をインプットし始めた。
結果1か月ほどで挫折という形となり、一旦勉強をストップしてしまう。
また、こんな経験はないだろうか。
初めて訪れる場所への旅行で、行きに乗っていた車の時間に比べて帰りの方が短く感じるということ。
同じ現象で言うと、学生時代の部活動で走り込みのトレーニングの際に、1キロを10本走るとなった時に最初の5本より残りの5本の方が楽に感じる。
また、A地点からB地点までを往復して走るときの、行きのA→Bよりも帰りのB→Aの方が楽に感じる。
上に挙げた3つの例であまりピンとこなかった人には申し訳ないが、なかなか感覚的なもので言語化するのが難しいと感じています。(笑)
ですが、ここで言いたいことはゴールを認知して算段を立てることができれば、効率が上がるということです。
(これらの例での効率というのは、旅行で言うと車内の時間の使い方とか気持ちの持ち様、ラントレで言うと体力や気力を効率よく使うということになるのでしょうか)
一つ目の車旅行の話に戻ると、運転手はマップを見ながら走っているから行きも帰りもゴールを認知しているが、後部座席以降に座っている人たちはゴールを認知していない。
そのため、目的地に到着して初めてゴールを認知する。
よって帰りに関しては、行きに見た窓からの風景を頼りに、到着までのなんとなくの算段を頭の中で立てることができる。
だからこそ乗車時間が短く感じるという原理だと思っている。
二つ目のトレーニングに関しては、残り5本の方がきついに決まっているのにも関わらず、楽に感じることがあるのは、前半5本と同じだけの体力を要するというゴールを認知でき、それに向けてどれくらいの体力を残しながら走ったらよいかという算段を立てることができるからである。
これを資格試験の勉強に当てはめて考えるとよりわかりやすい。
試験に合格するためにはどれくらいのレベルになっている必要があるのかということをまずは知ることが大事だ。
つまり、多くの先人が学習の一番初めに過去問を解いてみることをオススメしているのはそういう理由で、この段階で問題が解ける必要はなくて、ゴールを認知することがゴールであるということだろう。
ゴールを認知することで自分とゴールのギャップが顕在化し、そのギャップを何日かけて埋めに行くのかということを考えることで試験合格までに何日要するのかの目処がつくし、自分で操作も可能になる。
つまり算段を立てることが可能になる。
これは冒頭の「効率的」という話に帰着することで、勉強だけでなく日常生活にも応用が利く。
今日という1日を効率的なものにしたいと思ったら、まず初めにやることは、キッチンに向かって優雅なコーヒーを用意することでもなければ、エネルギッシュな1日が送れることを期待して朝一にジムに行くことでもない。
まず初めにやるべきことは、今日という1日のゴール(1日の終わりになりたい姿)を考え、そこに向けて1日の算段を立てる(自分が持っている1日の残り時間をどのように消費していくのか)。
これは意識が高い人たちが朝一にTODOリストを書き出している活動に近いかもしれない。
要するに彼らも1日のゴールから逆算して、したいこと、すべきことを自分が持っている残りの時間でどうこなしていくかを考えているのだろう。
マルチタスクの場合は紙に書き出した方が脳も整理されるので、紙に書いている人が多いのだと思う。
効率的に物事に取り組むための僕なりの方法をまとめてみました。
TODOリストがここ最近で人気を得ていることは、効率的な活動を多くの人が求めていることを意味しているはずです。
「男は黙って、ゴールを認知して算段を立てろ!」
新たに何かに取り組むときに思い出してもらえたら幸いです。
では、また。