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DAY158 天気の子から幸せを考える

休み2日目でした。

午後4時くらいまで、勉強や筋トレなどいつも通りの用事を済ませて、カフェにいき、ぶらぶらと散歩をしていました。

快晴でしたので、寝ていたルームメイトをたたき起こし、2人で軽く山を登りました。太陽が遠くの山頂にまるで溶けていくように、なにか今日もやり切った様にゆっくりと沈んでいく様は、私たちに何か癒しなのか達成感なのか分からないものを残し、私は置いてけぼりにされたような感覚になりました、と天気の子を観た後にそれっぽいことを書いています。

これまで何か考えながら作品を観る癖がなかったもので、逆に最近何か自分に伝わってくる感じが鳥肌と共に自分を包みます。

天気の子を観ていて、帆高くんのまっすぐに陽菜さんを追いかける姿と、大人たちがそれを阻止したり、周りの人や環境の現実的な描写の対比がメインで、どこか帆高くんに嫉妬してしまいそうになったり、追いていかれそうになったり、どんなに周りが引き留めようとしても、俺はいくよと言わんばかりの行動がすごく心に刺さりました。

あとは、彼の生い立ちも関係ありますがラブホテルに、帆高くん陽菜さんと弟が滞在しているときの「神様、僕たちからこれ以上何も足さず、何も引かないでください」というセリフが今の自分にはかなり印象に残りました。

彼は大切な人と過ごせることが、幸せ、反対に私は何が幸せかも分からずに生きてるなぁと少し思いました。

確かにこれから知識も溜めるし、旅もするし、大手の会社にも入りますが、それが幸せなのかも分からずに時間を過ごしています。愛している人も手放してしまいそうにもなっています。

僕はもしかしたら間違った方向に進んでしまっているのかとか、慎ましく一生日本で生活していくのかとか、でもそれでいいのかとか色々まとまらない感情が生まれていました。

こんな風に何かを考えさせたり、感動だけで終わらせない映画を作れる方々は本当に尊敬します。

自分が腑に落ちる答えが出るまで、死ねません。

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