仕事をしていたときの話③
間が空きましたが…
間が空いてしまいましたが、前回からの続きを書いていこうと思います!
どうぞよろしくお願いします🙇
社会の流れと逆走している感覚
前回までの諸々が続き、私はやっと病院に行くことにしました。そこで先生から、休職を考えてみてはどうかと提案があり、会社にも伝え、休職期間がスタートしたという感じです。
会社の方からは、休んでしまったらここまで頑張ってきたことがダメになってしまうから、休職は思い止まった方がいいのではないか、や、遅刻や突然休んでしまっても大丈夫なように、部署異動も提案されましたが、毎日今の仕事のことを考えて、『どうしよう』『大丈夫かな?』と考えながら生きていくことを一度ストップしたかった私は、休職を決断しました。
なにもない日々
休職期間がスタートし、始めの頃はずっとボーッとしていました。テレビも付けず、携帯も必要最低限の時しか触らず、ベッドの上で仰向けになって寝転がっていました。
窓もほとんど開けなかったので、外からの音もぼやけて聞こえ、音が少ないからか、耳鳴りの方がしっかりと聞こえるほどでした。
夜も相変わらず眠れず、うじうじする日々。
しかしそんな日々にも、少しずつ明かりが入って来るようになっていました。
笑えることは当たり前じゃない
明かりは、私の場合2つありました。
1つは家族との時間です。
休職することになったことを家族に伝えるのはとても勇気がいりました。でも、嘘をつくことも今後を考えると難しいだろうと判断し、期間がスタートした日に伝えると、しばらく実家に帰ってきてはどうかと言われ、帰省することに。
すると、それまで一人で音のない空間にいたところから、人と一緒に、様々な音のする空間にいるようになって、自然と喋る機会が増えると、少しだけでも笑う場面が出てくるようになりました。
そして、2つ目。
それは、あるYouTuberの方々の動画です。
うつ症状が発症する前は、Vlog動画やお買い物動画、旅行の動画を中心にYouTubeを見ていたのですが、症状が出るようになると、そういったキラキラとした生活を送りながら、日々頑張っている方々と、私自身の生活を比べ、より落ち込むことが増えてしまっていました。
そんな時、たまたま昔に見たそのYouTuberさん達の動画がおすすめに上がり見てみると、その明るさや、わちゃわちゃとした仲の良さ、毎日を過ごしていくことを楽しくしていこう!という活気ある雰囲気に、私自身無意識に笑みがこぼれていました。
『明るく振る舞わなきゃ!』『楽しい気持ちにならなきゃ!』『仕事はやりがいのあることなのだから、苦しくないよ』
そう思おうとしていた私に、『何はともあれ、とりあえず面白いものができたから見てみて!』というような軽快なノリで流れてくる動画の数々は、私の重かった心をポンポンと励ましてくれているような気持ちになりました。
うつになって思ったことは、笑顔というのは当たり前に出せるものではないんだなということです。
口角を上げること、頬を持ち上げることがこんなに大変なことだったなんて、それまで考えたこともありませんでした。
でも、それと同時に自分を笑顔にしてくれるものや人がいることも、当たり前ではないんだなということも学びました。
だからこそ、笑顔を出すことも引き出す力があることも等しく難しく、等しく魅力的に写るのだと思いました。
今回はここまでです。
長文失礼しました。
次回で最後になるはずです…!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます🙇
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