サルコイドーシス療養記2 #241
1/6㈪に入院して今日で5日目。入院生活の様子をお伝えします。
ステロイドパルス治療
入院して最初の2日間は検査で、3日目(1/8)から本格的な治療に入りました。今日(1/10)までの3日間はステロイドパルスによる治療。簡単に言えばステロイド剤の点滴での大量投与です。前回の記事でも紹介しました。
ステロイド剤を大量に投与するということで、ちゃんと心電図をとらないといけない。そういうことで、モバイル型の心電図を取り付けられております。ちゃんと見守られていて安心です。
看護師さんからは「トイレに歩いていっただけで変動がわかる」と言われ、なぜかかなりの緊張があったのですが(笑)、考えてみればそういうのは生活のうえでの当たり前のこと。意識しなくていいのですよね。
血糖値の測定状況
ステロイド剤を大量に投与したとき、最も懸念されることのひとつが血糖値の上昇です。一日に4回測っています。朝食前、昼食前、夕食前、そして就寝前です。現段階のデータをお示しします。
投与1日目(1/8)
朝食前108 → ステロイドパルス100mg投与
→ 昼食前120 → 夕食前180 → 就寝前240
昼間で200を超えたら、就寝前で250を超えたら、インスリン投与です。この段階ではギリギリセーフ。
投与2日目(1/9)
朝食前158(下がった!) → ステロイドパルス100mg投与
→ 昼食前184(前日夕と同じ!) → 夕食前260(インスリン投与!)
→ 就寝前251(ぎりアウト!再びインスリン投与!)
夕食前に260でインスリンを打って一時的に下げても、夕食をとって上昇して251。ふたたびインスリン投与です。
投与3日目(1/10=本日)
朝食前136(下がった!) → ステロイドパルス100mg投与
→ 昼食前201(ぎりアウト!インスリン投与!)
看護師さん曰く、ステロイドを入れても血糖値があまり変わらない人もいるのだとか。自分はそもそも糖を吸収しやすい体質なのかなあ。この先まだ長い人生の中で、糖尿病に注意していかねばと思いました。もちろんステロイドによる糖尿病もそれに含まれますが、そもそもの問題として。
今日もこのあと、血糖値の測定はあります。明日からは内服薬に切り替え、それは点滴よりは容量が小さいのですが、血糖値の測定は続きます。数字をよくみて、健康を管理していかないとです。
そんななかでのささやかな努力
とにかく血糖値を上げてはならない、ということで、していること。それは、「間食をとらない」ということです。当たり前すぎるかもですが、甘いもの(もお酒も)好きな自分にとってはかなりのチャレンジです。この5日間、まったく、飴玉ひとつさえも、チョコひとつさえも、間食をとっていません(自画自賛です)。
もうひとつ。筋力アップ(というか維持かな)とエネルギー消化のために、毎晩ストレッチをしています。なんでも、シニア向け(という表現にあてはまりつつある自分)の「椅子でのストレッチ」や「肩甲骨ストレッチ」なるものがインスタグラムでまわってきたので、この入院を機に取り組んでいます。ステロイド剤による体重増加や体形変化を少しでも和らげられればな思っています。今のところ毎日できています(ふたたび自画自賛)。
そんななかでの癒し
ふたつあります。ひとつは午後のブラックコーヒー。砂糖をいれないのでカロリーの心配なし。ステロイド剤を入れはじめたら口のなかに苦みがでてきて、うまく中和(?)してくれます。そもそもコーヒーは大好きだし、またおやつなしで口が寂しいので、いい癒しになっています。
もうひとつ。これです。
入院にあたり、教会でお世話になっている方からいただきました。「たなごころの十字架」というものです。触り心地がとても良い上に、突起になっているところがツボによくあたり、なにより、いつも手元にあるのがよく、力を与えられています。感謝です。
当地も昨日から雪です。寒い日が続きますが、みなさまお体にご自愛ください。今日はこのへんで。