見出し画像

【モンキ】おぼえ書き_054 双極性障害と生きていく その7

みなさんどうも。「モンキ」です。
私は双極性障害と診断されていますが、過去にものすごく体重が増加した時期と、減少した時期があります。軽い摂食障害だったのだろうと思っています。
今回は、私の体験した体重の増減について書いていきます。

私の身長は177センチ、体重は現在68キロくらいなのですが、一番重かった時期は84キロありました。
筋肉ではなく脂肪です(笑)。
いちばん軽かった時期は58キロです。
急激に太って、急激に痩せました。

まず一度目の休職をしていた時に、急激に太りました。
重いうつ状態に苦しんでいた頃です。
とにかく食欲というか、口の中に物を入れていたいという欲求があって、かなりの量を食べていました。過食ですね。
寝てからもお腹がすくのか、布団から起き出して物を口に入れていた、そうです。

そうですというのは、深夜の飲食は記憶にないからです。睡眠導入剤の影響でしょう。家族から言われて、そうなのだと知りました。
記憶のない間に起き出して、冷蔵庫を開けている。
かなりまずいですよね。
見る見るうちに体重が増えていきました。

自分でも食べすぎという意識はあるのですが、欲求に勝てません。
カロリーの少ないものならいいのかと考え、キャベツやキュウリなど、バリバリかじっていました。

その後、うつ状態が少し改善されるとともに過食も少しずつ落ち着き、以前ほどは食べなくなっていきました。
ただ、特に体重が減ることもなく、太った状態が続きました。

痩せたのは、二度目の休職をした時です。
やはりうつ状態にあったのですが、このときは前回とは異なる行動をとりました。
それは、うつ状態にあるのだから食欲なんてあるはずがない、と強く思い込もうとしたのです。こんなに辛いのにお腹がすくわけがないと、自分に言い聞かせていました。
これ以上は太りたくない、太っている自分が許せないという感情が強くあり、激しく自己嫌悪していました。
そして、意識して食べる量を減らしました。

食べなくても平気でした。体も動きましたし。
見る見るうちに体重が減っていきました。
毎日、体重計に乗るのが楽しかったです。

鏡で体を見るのも日課でした。
自分ではスリムになってきたと思っていたのですが、家族からは病的に痩せているからどうか食べて欲しいと言われていました。

この頃になるともう食欲はありませんでした。逆に、食べようとしても食べられなくなっていたのです。拒食でしょう。
一日に口にするのは、そうめん半束がやっとという生活でした。

この二つを経験して、私はうつ状態にあると過食に走るのだということが分かりました。
そしてある程度過食が進むと、反動で拒食の方にいくのだなということも分かりました。

現在は過食気味です。
少しまずいなという意識があります。
ものすごく食べる日があって、罪悪感からそのあと何も食べない日があります。
このままいくと、拒食に進むかもしれない。

とりあえず過食については、過度に気にしないよう心がけています。
食欲があるのは悪いことではない。3食しっかり食べよう。間食は少しにしよう。

問題は拒食ですね。
意識して食べないようにするなんて、自分で自分を痛めつける行為です。
何か対策はないものかと、ネットでいろいろ検索しました。
リワークスクール カラフル・金沢のスタッフからは、食べたくなくても温かい汁物をお腹に入れるようアドバイスをいただきました。

そんな時、全然違う方向からある情報を入手しました。
それは、ローソンでオリジナルグッズが当たるキャンペーンをやっているというものです。
対象商品を買うとスタンプがもらえて、そのスタンプとグッズが交換できるらしい。
いいもの見つけたと思いました。
対象商品の中に、パン各種とあったのです。

そうだ、これから毎日、ローソンでパンを買おう。
スタンプがたまってグッズがもらえるし、お昼は毎日パンを食べるという習慣を付ければ、拒食に走る歯止めにもなる。
一石二鳥。

なんでも楽しむって大事ですよね。
対策とか難しいことは考えないでいこうと思いました。
過度に思い詰めることなく、極端な考え方をしないように。
自然に、自然に。
うつ状態も軽躁状態も、そのうち通り過ぎていくから。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、私の人生における障害と仕事の関係について書こうと思います。

現在の状態:うつ状態 少し重め