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数ヶ月日記

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花園神社で大吉ひきました
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タイトル

38.7の熱を出した
ご飯食べるのサボりすぎて
倒れてしまう日が時々ある
扁桃炎で処方してもらった薬をのむために
3食食べるようにしたら
こんな時間にお腹が空いた
(自由律)

38.7

38.7

銭湯の終わりかけの時間、まだ湯船には彼がいた
同じ年に卒業して、いま同じ町に住んでいる

卒業から一年、これからどう暮らしていくのか話をきいた

ここの居心地のよさや人の面白さにお別れをするのか

彼は言っていた
 手放せないものは何もないから

そう言っているのを羨ましく思った
潔い
執着も未練もなく、清々しく生きている
手放しちゃいけないものってなんだろう

最後のカレンダーには思いつくままに

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日記240205「☠️/極度の交通機関オンチが思わず島の老人から果物と島の未来を託された話」

日記240205「☠️/極度の交通機関オンチが思わず島の老人から果物と島の未来を託された話」

今週の日記は2段立て

・💀
・極度の交通機関オンチが思わず島の老人から果物と島の未来を託された話

なお、「間違い」については割愛いたします

💀

世界にはさまざまな死がある

そして大抵それは選べない

サバンナのライオンが老衰で死ぬことは珍しい

ベルゲンベルゼンへ連れて行かれると明日はない

原爆も大地震も突然襲いかかって奪い去る

こんな世界で自分の死に場所を考えること自体、おかし

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日記240131「初めての京島/KABに宿泊、Tさん現る夜の京島人ツアー/そして一月、ある月曜日」

日記240131「初めての京島/KABに宿泊、Tさん現る夜の京島人ツアー/そして一月、ある月曜日」

月曜日、私の住んでいる町に彼氏を連れてきた。

連れてきておいてなんだが、彼氏を自宅に置いて私はバイトへ出かけた。3時間ほどだ。ごめん。

そのちょっと前、家に向かう途中に出会った近所のTさんも自宅まで連れてきて、彼氏と一緒にそのまま置いてきた。Tさんは自宅のすぐ近くに工場があり、生粋の京島人。
面白い人だから大丈夫だと思い家を後にした。

毎週月曜は銭湯のバイトを入れているので働かなければいけな

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日記240121「留学そして卒業制作へ」

日記240121「留学そして卒業制作へ」

あっという間に過ぎた一週間。一月ももう3分の2を過ぎている。東京に来て4年目。コロナ禍はもう過ぎたようだけど、風邪が蔓延している。

2019年春、学部4年生のときに私はドイツに1年間の交換留学をしていた。

ずっと広島で生まれ育っていた私は、海外で長期間過ごす中でいろんな思いが湧き上がっていた。
グローカルに表現活動をしたいってこと。そしてもっと生まれ育った場所のことを知りたいっていう思い。

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日記240114「絵画がお好み焼きになるまで/お好み焼き屋について」

日記240114「絵画がお好み焼きになるまで/お好み焼き屋について」

僕は去年の3月に藝大の院を修了してから現在、3つの職場で働いている。
一つは京島にある銭湯、そして新宿2丁目のアートバー、もう一つが取手のアートスペースバーでのお好み焼き屋さんである。

お好み焼き屋さんはスペースの雇われ店長として、他二つはアルバイトとして働いている。

順に記すと、まず藝大生時に近所の銭湯で専ら清掃バイトとして働き、23年大学院を修了する際に取手でお好み焼き屋を始め、さらに秋か

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ナナメハウス 生活と制作が地続きになる場

ナナメハウス 生活と制作が地続きになる場

上京前に言ってたことはほぼ実現しました。

4軒長屋の一角、「京島共同木工所」と名付けられた建物を4月から少しずつ改修して、9月にはその2階で暮らしだし、10月の向島EXPOに合わせて住み開き展示を行いました。

EXPOの終わったあとは改装を続けます。

一週間目

京島にやってきて一週間が経ちました
「東京はどうですか」と聞かれたのに対して
「良いですよー京島」って返したのは、滞在のほとんどをこの場所で過ごしたからで、まだ他の地域へはほとんど行けていないからです。
東京は住むところにあらず、だとか、田舎者の集まり、だとか、そうは言われてやって来たけどそれが東京の全てを語っているわけではなかった
現にそこに地域があって、脈々と継がれてきた暮らしがある
京島を歩

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「家」× ?

今日ギャラリーの人、友人と話して妄想していたことですが。
これから墨田区京島の古民家(仮)でリノベーションをしながら暮らしていきます
目指すのは「家」×ギャラリー?アトリエスタジオ?カフェ?箱?
その創造過程も含めて表現活動と暮らしが地続きになる場が僕の理想のひとつで、その実現を理由に気になる人のとこをとにかく訪ねて話して自分で挑戦してみたいなと、思っているとこです
大学院のカリキュラムに絡ませら

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