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うつ病って完全に手放せる?

こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!

先日のこの記事の反応がよかったので、関連記事を。

今日はうつ病について。
色んな記事を読んでみると、まず再発率。
その数字なんと約60%。

僕はうつ病じゃないけど、似ているやつで適応障害になったことがあります(症状はほぼ一緒)。
そのときに少し症状がよくなってから感じたのはまた動けなくなったらどうしようという不安と恐怖でした。
そして、そんな自分に罪悪感や自己嫌悪しかありませんでした。
だから気持ちがよくわかる。

ちなみに投薬治療を全否定はしません。
本当に身体も動かなかったときは薬の力がないと回復のはじめの一歩は踏み出せなかった。
薬のおかげで少しずつ元気を取り戻して動けるようになった。


でも、問題はそのあとなんです。
うつ病を症状として見るのではなく、心の問題という側面で見るとこんな問題があります。

●人が怖くて、社会に戻るのが不安でしょうがない。
●だからこそまた人間関係で失敗したらどうしようと不安。
●また色んなことを我慢して頑張り過ぎてしまうような気がする。
●言いたいことを言えずまた飲み込んで苦しくなるんじゃないかと不安。
●それらが不安で寝られない(睡眠障害)。
●そんな自分に自己否定。自己嫌悪。だからこそ死にたい。
●かといって、このままだともっと不安。
●でも頑張るのも苦しいし、どうせうまくいかないと無気力に。
●結局どうしていいかわからない。
etc…


こんなふうに上げだしたらキリがないくらい、色んな心の問題が複合的に絡み合っている。

つまり、うつ病って例えるならば、心と身体がアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態が続いて、あるとき限界がきてぶっ壊れたような感じ。
生き方や心の感じ方がそうなんだから、そりゃ再発するよねということです。

考え方を変えるとかポジティブシンキングとか、そんなレベルでも当然無理ゲー。

薬で不安は確かに薄くなる。
でも、自分の心の中に自己肯定感や基本的安心感がないという問題や、それに伴う心の感じ方は薬では解決しないと僕は考えています。


うつ病の再発を繰り返している、または、一生付き合っていくものだと諦めている方へ。
医療的なアプローチだけではなくて、心の問題として捉えて解決するとうつ病は手放せます。


そして、うつ病を治すことだけが目的になってはいませんか?
そうじゃないはず。

生きることへの安心を育てて感じながら、人とのつながりの中で自分らしく生きること。
どんな自分でも認めて受け入れて、不安や凹むことがあってもまた立ち上がれるようになること。
自分にとっての幸せな人生を生きることが僕は大事だと思っています。


うつ病に関してはこちらの記事でより詳しく書いてますのでよかったら読んでみて下さい。

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