【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年10月(2)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
今回は『2024年10月15日まで』の記事まとめです。
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1.ふくしまイノベ未来講座(F-REI出前授業)@福島県立磐城高等学校(イノベの教育)
8月2日(金)、幾世橋防災コミュニティーセンター(浪江町)にて、磐城高等学校の生徒を対象に、「ふくしまイノベ未来講座」(F-REI出前授業)を開催しました!
今回は、F-REIの遠隔操作研究ユニットリーダーであり、慶応義塾大学 特任教授の大西公平先生をお迎えし、※ リアルハプティクス の最前線についてご講演いただきました。
講義では、「直動1自由度力触覚伝動装置」を使って、触覚を信号化し、どのように伝わるのかを体験しました。生徒たちからは、リアルな触覚に驚きの声が続々と上がりました!
大西先生からは、「この技術を日常生活に溶け込ませることが今後の課題であり、世界をより幸福にする技術である」と、未来に向けたメッセージがありました。これからの技術の進展が楽しみですね!
※ リアルハプティクス とは、人の力触覚信号を伝送し、記録し、再現する総合的な技術。この技術を取り込むことによって、柔軟で繊細な作業が求められる作業現場においても、機械やロボットの導入が可能となる。
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機械やロボットにも人の触覚が搭載出来るなんて、生成AIもそうですが、少し前には考えられないようなことが実現出来るほど、科学の進歩は素晴らしいですね!
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2.第2回自転車通学生ヘルメット着用率調査について(結果)(県立磐城高校)
本校の「第2回自転車通学生のヘルメット着用率調査」の集計結果をお知らせします。
○結果 自転車通学生総数190名(+10名)中 ヘルメット着用者78名(+26名) 着用率41.1%(+12.2%)
【内訳】
1年生66名(+4名)中 着用37名(+9名) 着用率56.1%(+10.9%)
2年生64名(±0名)中 着用21名(+3名) 着用率32.8%(+4.7%)
3年生60名(+6名)中 着用20名(+14名) 着用率33.3%(+22.2%)
ヘルメット着用率のグラフを見てわかる通り、磐城高校生の自転車通学生については、徐々にヘルメットの着用者が増えてきました。前回28.9%だったものが今回41.1%と4割を超えていますので、磐城高校生のヘルメット着用に対する意識の高まり、安全を守る意識の高まりが見られます。今回の調査で1年生は50%を超え、3年生では高校生活の残り期間が少ない中、大きく着用率を伸ばしました。
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自転車運転者のヘルメット着用は、現在努力義務です。
私を含む自動車運転者の多くは、学生の自転車運転に危険を感じたことがあると思いますので、さらに着用率を高めて欲しいです。
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3.只見線サミット・現地研修プログラムへ参加してきました。(県立只見高校)
9月7日(土)8日(日)の2日間、「第3回只見線全国高校生サミット」の現地研修プログラムに参加してきました。本サミットは2022年10月の只見線全線再開通以降毎年行われており、今年で3回目となります。本校も3年連続で出場しています。
今回の現地研修プログラムでは、本校2年生3名が全国から各地から集まった高校生たちと共に只見線への乗車、ビューポイントからの見学だけでなく沿線自治体やJR東日本の職員方たちから、只見線に関する様々なお話を直接聞き学習しました。
2日間に渡り、只見町含め様々な場所で研修を行いました。
今後は12月のプレゼン大会に向けて各校が只見線振興のためのアイディアを考えていきます。今回の現地研修で学んだことを生かしてもらえればと思います。
現地研修に関わってくださった皆様、ありがとうございました。
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再開通してからの只見線の利用者数は好調ですが、新しい視点からの意見を取り入れる施策は常に必要です。
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4.会津まつり2024 会津藩公行列(9月22日開催)に会津学鳳中学校の生徒が登場(県立会津学鳳中学校・高校)
9月21日から3日間続く会津まつりの呼び物の一つである会津藩公行列(9月22日実施)に本校中学生の代表61名が参加
「会津藩公行列」は、9月22日(日・秋分の日)、鶴ヶ城本丸にて出陣式が行われ、勇壮な武者姿や華麗な姫君など時代の装束を着た参加者が、会津若松の中心市街地を歩きます。
藩公行列の出場校は、会津若松市内の学校が輪番で担当します。今年は本校中学校と会津工業高校が担当。幸運な巡りあわせで、本校3年生を中心に61名が行列に参加します。行列は「歴代領主編」の編成で開催されますが、本校は保科公時代と松平公時代の編隊に参加します。
・保科公時代 菊姫はじめ11名
・松平公時代 松平喜徳公はじめ50名
リハーサルの様子もご覧ください
昨日9月9日には、主要な役どころの生徒が本番の衣装を身にまとい、リハーサルを行いました。制服姿のいつもの学鳳生とは全く印象が違っていて、とても大人っぽく凛々しいです。(以下のニュースをご覧ください。)
NHKニュース(動画)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20240910/60500273
福島民報ニュース
行列には今年も俳優の綾瀬はるかさんも登場予定。豪華絢爛な行列を彩る本校生の活躍をぜひご覧ください。
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毎年恒例で全国的にも知名度の高い「会津藩公行列」に参加し盛り上げることも重要です。
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