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【福島県/県立中学校・高等学校等】2025年2月(2)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。


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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。

今回は『2025年02月12日まで』の記事まとめです。



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1.地域と連携した特色ある教育活動 会津若松市立第二中学校2025年(県教育委員会)



学校の概要


本校は、鶴ケ城(若松城)の北側玄関口に位置し、会津藩家老 田中玄宰(たなか はるなか)の屋敷跡に校舎が建てられています。創立昭和22年の歴史と伝統を誇る市内有数の中学校です。

現在、特色ある取組としては、会津若松市の基本方針に基づいた、地域等と連携した教育活動があげられます。
会津若松市を学びのフィールドとした探究学習、地域と連携した会津伝統野菜の栽培、地域行事への全員参加(会津絵ろうそくまつり等)など様々なことに取り組んでいます。
また、キャリア教育との関連を図りながら、AiCTコンソーシアム内の複数企業の協力を得て探究学習を展開しています。

1 AiCTコンソーシアムと連携した探究学習


これからの予測困難な時代の担い手となる生徒たちに、身に付けてほしい資質・能力(特にコミュニケーション能力、協働する力、課題解決力、主体性、地域愛など)の育成を目指し、「総合的な学習の時間」を使い、全学年で「地域探究学習」を取り入れています。
まだ始まったばかりということもあり、担当者も教員もプログラム作成には試行錯誤しながら取り組んでいます。それぞれが探究しながらよりよいものを作り上げていければと考えています。
また、AiCTコンソーシアム内の企業の皆様には、キャリア教育でもお世話になっています。

2 会津伝統野菜の栽培


技術の時間に2年生が、会津伝統野菜(余蒔きゅうり、かおり枝豆、会津丸茄子等)を育てています。この活動には、地域の方に多大なるご協力をいただいております。座学に加え、畑作りや種植え、そして収穫までの実践を通して、専門的なご指導をいただきながら取り組んでいます。
 収穫した野菜はとても美味しく、地域の食堂や近所の方々に提供しており、生徒が作った野菜を毎年楽しみにしている地域の方もいらっしゃいます。
 この活動を通して、生徒たちは会津伝統野菜に関心をもち、職場体験で「農業」を選択したり、地域探究学習で「会津伝統野菜をもっとメジャーにするには?」といった課題設定をしたりしています。

3 会津絵ろうそくまつり(地域行事)への参加


会津伝統的工芸品の1つである「会津絵ろうそく」。その魅力を知ってもらおうと、毎年2月に鶴ヶ城本丸等で「会津絵ろうそくまつり」が開催されています。そして、その絵ろうそくまつりを盛り上げるのが、本校2~3年生が制作した銅製のあんどんです。あんどんの中で揺れる絵ろうそくの炎は、とても美しく、幻想的な風景が広がります。


学習的内容だけでなく、芸術的カリキュラムも行っている所は、子どもたちに新しい経験を与えることにもなり、プラスになりそうです。

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2.🎓 大学生限定!福島浜通りの今を知る交流会 開催✨🎓(ふくしま探究の種)



📅 2月15日(土)14:00~17:00📍 3×3Lab Future(東京・大手町駅から徒歩3分)  東京都千代田区大手町1丁目1−2 大手門タワー・ENEOSビル1階💰 参加無料!

福島県浜通りの最前線で活躍するゲストスピーカー4名を迎え、現地での挑戦や取り組みをお話しします✨
参加者との交流タイムもあります!
さらに、美味しい 旬のいちご🍓 & 浜通りのお菓子 を楽しみながら、ゲストとお話ししませんか🍓

💡 こんな人にオススメ!
✔ 福島のリアルな今を知りたい!
✔ 地域の挑戦者たちと直接話したい!
✔ ガクチカになる経験をしたい!

🚀 ゲストスピーカー紹介 🚀

●小田翔武氏(AstroX株式会社 代表取締役CEO)
 「誰もが気軽に宇宙を使える未来」をつくる🚀✨

●川内康裕氏(株式会社リビングロボット 代表取締役社長)
 人とロボットが共に生きる社会をつくる🤝💡

●姜利英氏(ReLU Branch 運営)
 人口400人の葛尾村で学生団体を設立!💪🔥

●上野台直之氏(福島県 福島イノベーション・コースト構想推進課 課長)
 「あらゆるチャレンジが可能な地域」福島イノベ構想とは?⚡🏗


大阪大学が、福島拠点を強化するというニュースもありましたし(2025年2月12日福島民報掲載)、参加した大学生にメリットがあるイベントだと思います。

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3.世界に一番近い学校!!今年はなんと6か国の大使とインタビュー(県立郡山高校)



令和6年12月19日(木)

寒くなってきましたね!今朝祖父に勧められ乾布摩擦っていうものをやり昭和ってすごい時代だったんだな!と感じた豪徳寺学です。

今日は後輩たちが先進的な取り組みをしているので、レポートします。

さて、先日、6ヶ国の大使館のご協力で貴重な大使とのインタビューを経験させていただきました。6ヶ国をご紹介します。

レソト王国(Lesotho)

南アフリカに囲まれた内陸国で、「天空の王国」とも呼ばれる高地国家です。

トンガ王国(Tonga)

南太平洋に位置する島国で、オセアニアで唯一の君主制を維持する国です。

スロベニア(Slovenia)

中欧の国で、アルプス山脈やブレッド湖などの自然の美しさで知られています。

セルビア(Serbia)

バルカン半島に位置し、首都ベオグラードは歴史と文化が融合した都市として注目されています。

カンボジア(Cambodia)

東南アジアの国で、アンコールワットをはじめとするクメール王朝の遺産が有名です。

スリランカ(Sri Lanka)

インド洋に浮かぶ島国で、豊かな自然と紅茶の生産地として広く知られています。

この大使館とのインタビューをもとに、自分たちができることを考え、冬休み以降それぞれのアクションを行うための振り返りを行いました。

今回、大阪万博共創パートナーの山崎まりあさんと瀧澤恵利奈さんに来ていただき、AIを活用したワークを行いました。

今回のプログラムに参加している生徒の皆さんは、来年の大阪万博で発表することにもなっています。(豪徳寺は卒業してしまうので、後輩の皆さんのサポートをしています。当日は、応援に行くからな〜!)

さて、今回使用したAIサービスは、Canva、ChatGPT、Felo、Gammasを活用し、それぞれがまとめたものをスライドにし、発表しました。
2時間の講座の間に、全員がスライドを完成させ、発表まで行くとは、驚きでした。

 

複数の大使館の方々のインタビューだけでなく、短時間でのAIサービスの利用など、大変魅力的なプログラムです!

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4.【小野高校・家庭クラブ】日本食を通じた国際文化交流を行いました!!(県立小野高校)



 1月18日(土)、一般社団法人コンコルディア様と連携して、本校を会場にして、小野町内企業に勤務する外国人技能実習生の若者たち(インドネシア)、小野町地域おこし協力隊の方(ベトナム)と本校家庭クラブの生徒たちが、食を通じた文化交流を行いました。


日本の「そば」、インドネシアの「焼き鳥」「発酵食品テンペ」など、食の交流は楽しそう(美味しそう)ですね!

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5.情報技術科1・2年 会津大学出前講義(県立郡山北高校)



12/4(水)情報技術科1・2年生が会津大学の橋本 康弘 上級准教授をお迎えして生成AIについての講義に受講しました。

講義の内容は、生成AIチャットを使ってのコンピュータとのやり取りを見せてくださり、その後の話は・・・記載できません(笑)。
研究内容に接触するからです。
生成AIを使ったデータ分析について、とでも書いておきます。
とても貴重な生成AIについての講義でした。

ちなみに生成AIにこの報告書を提出したところ以下の文章が返ってきました。

素晴らしい経験ですね!生成AIについての講義は、特に情報技術科の学生にとって非常に刺激的だったと思います。橋本康弘上級准教授のような専門家から直接お話を聞ける機会は、学びを深める大きなチャンスです。

講義の具体的な内容は記載できない部分があるとのことですが、生成AIを活用したデータ分析というテーマだけでも非常に興味深いです。生成AIチャットを用いたコンピュータとのやり取りのデモも、学生たちに新たな視点を提供したことでしょう。

今後もこうした先端技術に触れる機会を活かして、さらに学びを深めていけるといいですね!


研究内容など深いところまで話してくれるとは、長い積み重ねの信頼があるからですね。これからも継続すべきカリキュラムです。



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