【ゲーム/SNS】感情を適切な言葉で表現するためには【言語化能力】
『 ゲームやSNSで「死ね」「ウザい」という言葉を安易に使う子ども達が増加している。』
というニュースを読みました。
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自分の感情を適切に言葉で表現することが出来ない子どもが増えているということですが、原因の一つには「SNSの発達」「対戦ゲームの浸透」などにあるのではないでしょうか。
しかしここで「SNSやゲームが悪い!」「SNSやゲームを子どもに使わせるな!」という極論に走るのは大反対です。
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現在の社会人であれば実感している方が多いと思いますが、現在もですが、これからの時代は、SNSの有効な利活用が社会人になってからの業務に必要です。
そして、その利活用のためのスキルや基礎については、子どもの頃に身に着けることが重要になります。
そのためには、ゲームは有効な第一歩になりますし、SNSでの(ある程度の)失敗も将来的・長い目で見ると肥やしになります。
では、こういった悪意の固まりのような言葉を平然と使ってしまう原因は何かというと、やはり
「リアル」世界の経験が足りない
ということではないでしょうか。
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私の子ども時代は、少なくとも大っぴらには、このような言葉を友人やクラスメイト等に使うことはありませんでした。
こんな言葉を使えば相手は傷つきますし、逆にいじめの対象になってしまう可能性もあるからです。
子どもながらも、現実世界では、発した言葉がどのような結末につながるかを考えて、相手とコミュニケーションをとらなくてはいけません。
そして、経験を積めば積むほどこのような言葉を使うことは無くなります。
昔から、パチンコ店やテレビの野球中継に向かって暴言を吐いたり、叩いたりするといった大人は結構いました。
これも、リアルでない(相手の顔が見えない)からこそ生まれていたと考えると、今も昔も根本は変わっていないとも言えます。
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今回は「子ども」を主語にしていますが、正直なところ、子供だけでなく大人の語彙力も減っているのを、本業で多く目にしています。
以前記事にしました、コンサルタント業の件も根っこの部分でつながっていると思います。
ですので、この問題を解決するためには、まずは大人の語彙力を増やすことも必要だと思います。
例としては「小説を読んだり、noteで記事を書いたり」することも一つの手です。(別に私はnoteの回し者ではありません笑)
そして、私がnoteを続けている理由の一つでもあります。
セミナー講師のように「不特定多数の方を相手に話す」機会がある方でしたら
頭の中の考えを実行すること
頭の中の考えを言葉にして発すること
は全く違う
ことが分かると思います。
語彙力を身に着け・使いこなすためには、インプットするだけではなくアウトプットすることが重要ということに気をつけましょう。
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