【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年10月【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
今回は『2024年10月08日まで』の記事まとめです。
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1.令和6年度「教育について考える」福島大学高校生セミナーを開催しました!(県教育委員会)
令和6年8月20日(火)、福島大学において、令和6年度「教育について考える」福島大学高校生セミナーを開催しました。このセミナーは、令和4年度より導入された「普通科における特色あるコース推進事業」の教育コース導入校及び導入予定校の生徒を対象として、教育の現状や情勢に関する見識を深めてもらうとともに、福島大学と連携して、将来、本県教育の発展に寄与する人材を育成するために開催しています。今年度は270名を超える高校生が福島大学に集まりました。
1年生には、『特別支援教育の視点から教育を考える』(鶴巻正子教授)、『「学校」とはなにか?「教師」とはなにか?』(神山真由講師)という二本立ての講義に加え、学生ボランティアの皆さんによる大学案内プログラム(大学図書見学館含む)を用意しました。
2年生には、各教科専門の先生方による教材研究、授業づくり、模擬授業体験といったより実践的なプログラムを用意しました。初等教育4講座(国語、算数、社会、理科)、中等教育7講座(国語、数学、社会、理科、英語、保健体育、音楽)に加え、今年度は初めて特別支援教育講座(障がい理解)も開設しました。
閉講式では、大沼博文教育長が「皆さんが教師を目指す理由、教育コースを選択する理由は何ですか。」そして「学校とは何か、教師とはなにかを問い続け、その上で次世代の子どもたちのために教師という仕事を目指してくれたら喜びです。」と高校生たちに語りかけました。次世代を担う将来の先生の卵たちに期待します。
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現在、教育というと「様々な人たちが勝手なマイナスポイントを声高に発信している」という状況があるので、現場や実情を知ってもらうことは大変良いことです。
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2.10代の心を守るための授業(県立船引高校)
8月28日(水)、5・6校時に「10代の心を守るための授業」を実施しました。「困難な状況を乗り越えるには~折れないこころを育てる~」というテーマで、昨年に引き続き針生ヶ丘病院精神保健福祉士の大森洋亮氏に講演をしていただきました。
講演の前半は「多様性を認め合おう」という内容で、多様性を認める上で必要なスキル(「べき」の境界線を見直す、怒りをコントロールする、こころのギアチェンジを行う、対話力を高める)について学び、後半は「困難な状況を乗り越えるには」という内容で、折れないこころを育てるための方法(見方や考え方を切り替える、筋弛緩法でリラックスする)について、詳しく教えていただきました。
今回の講演の中には、対話力の高め方、弱点・苦手の克服法、不安や緊張のほぐし方など、参考になることがたくさんありました。是非これからの生活に役立ててほしいと思います。
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私の同級生・幼馴染にも、自殺してしまった方がいます。
もし、昔からこういう取組みがあったら、また違った未来もあったかもしれないと少々羨ましいです。
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3.リラックスで脳が活性化!〜郡高がリフォーム〜(県立郡山高校)
令和6年9月13日(金)
こんにちは、相変わらず暑いですよね!学校の近くのうどん屋の”スタミナもつニンニクうどん”にハマっている豪徳寺学です。郡高に住むカラスの一家に2匹のお子さんが産まれたようです。
さて、郡高は来年から「探究科」がスタートすると言うことで、僕たち3年生の教室の隣にある大きな大講義室やLL教室などが、絨毯(じゅんたん) になり、カラフルな椅子が入っています。写真を撮ってきましたのでご覧ください!
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新しいことが始まってからはもちろんですが、新しいことが始まる前の雰囲気も楽しいですよね。
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4.第13回ご当地絶品!うまいもん甲子園北海道東北エリア選抜大会に参加してきました(県立郡山北工業高校)
工業高校の生徒が料理をつくると、こんなに美味しいものが作れます。
先日、ご報告した情報技術科2年の二人の男子生徒が第13回うまいもん甲子園北海道東北エリア選抜大会に出場してきました。
郡山北工業の男子二人がつくるうまいもんは「福郡Coffee飯」。
タイのカオマンガイをヒントに地元の食材をふんだんに使ってつくります。地元のお米をまずは炒めた後、地元産の玉ねぎ、にんにく、鶏肉と一緒に炊きあげます。その時、塩やショウガなどと一緒にいれるのが、北工ブレンドコーヒー!!お米の黒さはコーヒーの黒さなのです。
出来上がったコーヒー飯には、相馬沖でとれたあおさを使ったソースと地元産ニンジンソースを付け合わせます。味変も楽しめます。もちろん食後の北工ブレンドコーヒーを添えて出来上がりです。
審査はつくるだけではありません。プレゼンテーションも評価対象です。審査員の方からは質問もされましたが、しっかり福郡Coffee飯のアピールをすることができました。
残念ながら、決勝大会進出の夢は叶いませんでしたが、工業だけではなく、運動部だけではなく、料理の北工をアピールすることができたと思います。
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今回のように、工業系だけでなく料理分野でも活躍する生徒が出てくると、「郡山北工業高校」だけでなく「工業」についてのイメージも変化するでしょうね。
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