都心新築マンションを手放してまで中古リノベをした本当の理由
都心新築マンションを手放してまで中古リノベをした方の本当の理由について、本記事では解説します。都心新築マンションを手に入れることは夢のようなものですが、なぜそのマンションを手放してまで中古リノベをしたのでしょうか。実は、都心新築マンションと中古リノベの魅力やメリット、そしてデメリットにはそれぞれ独自の魅力があります。本記事では、その魅力やメリットについて詳しく解説し、なぜ都心新築マンションを手放してまで中古リノベを選ぶのか、その本当の理由を明らかにします。都心新築マンションと中古リノベの比較から、それぞれのメリットやデメリットを把握し、自身のライフスタイルや理想の暮らしに合った選択ができるようにお手伝いします。
1. 中古マンションリノベを選んだ理由
当初私は一人暮らし時代から新築重視派でした。
社会人になって初めて住んだ会社の寮が、たまたま新築で、最新の設備の便利さに浮かれ、その後上京して一人暮らしを始めたときでさえ、新築に住んでいました。
(経済的には厳しかったのですが・・・)
では、なぜ今となってはリノベをおすすめするのでしょうか?
それは、①普段使う設備が最新であれば問題ない②リノベの方が自由度が高い、と考えたからです。
①普段使う設備が最新であれば問題ない
もちろん、セキュリティキーやカード錠など、マンション全体の設備が新しく利便的であることは重要です。
しかし、数年も経てばまたすぐ新しい技術ができています。
また外壁やエントランス部分などは、清潔である必要はありますが、お気に入りである必要はあまりないのではないか、と私は考えています。
実際に、外装は好きだが内装は好きでないお部屋を選ぶ方は少ないのではないでしょうか。
また、家造りをするにあたりいろいろと検討した結果、私が当時新築に求めていたのは、「耐震性能」と「最新で利便性の高い内装設備」だと気づきました。
リノベであれば基本的には最新の設備を選ぶことになると思いますので、当初の希望が叶えられると気づきました。
実際に、キッチン、お風呂、トイレなど、以下のようなショールームに出向き、ランクごとの機能の違いを知った上で、自分たちに必要な機能を選べたので満足度が高かったです。
②リノベの方が自由度が高い
今回私達のリノベではキッチンの入り口を広くして光を取り入れたり、
キッチンの向きを変えて利便性を高めたりしました。
また、購入したい家具・家電のイメージに合わせて色や配置などすべて自分たちで選ぶことができます。
また施工会社様と取引があれば、どのメーカーの設備でも基本的に選ぶことができます。設備ごとにメーカーの強みが違うので、自分たちの暮らしに一番あったものを選ぶことができます。
詳細はこちらの記事で書いています。
2. 物件選びの注意点
せっかく自分好みに作ったお家、高い買い物ですし、簡単に手放せませんよね。
中古物件に限らず、ハザードマップの確認や、耐震性能の確認を忘れずにおこなってください。また、不動産会社によってローンを組む際に選べる金融機関や、仲介手数料も異なるので、自分の資金計画に応じて事前に調べておくことがおすすめです!
そしてなぜ中古リノベをしたいのか、理由を明確にしておくことも重要です。
私達の場合、
・日常に自然を感じたい
・家を広くしたい
・徒歩圏内で生活に必要なものを揃う環境が理想
・資金的に、より余裕を持ちたい
ことが理由でした。そのため、
・物件の外観
・築年数
・人から住んでいることを羨ましがられるエリアかどうか
は優先順位から外しました。人から羨まれるような「外見」は、思い切って捨てた形です。
とはいえ、中に入ってもらうと、「洗面台2ついいな〜」「部屋の雰囲気が全体的に落ち着く〜」「このキッチン便利そうだね」とありがたいことに褒めてもらえるような、自分たちにとっても満足いく「中身」になりました。
なので、ウン億円の資金をお持ちで、住居の選択肢が広い方には、残念ながら参考にならないと思います。(笑)
3. リノベを検討する際の注意点
施工会社によって違いはあると思うのですが、私たちの場合、約半年は二週に一回ほど打ち合わせがありました。休みの日の打ち合わせは負担がかかりますので、実際に動く時期に無理がないか、予定を確認しておきましょう。
また、特にマンションリノベーションの場合、上下左右のお部屋に、1〜2ヶ月騒音が聞こえてしまう可能性が高いです。入居前にトラブルにならないよう、住人がどんな方なのか、マンションに出入りする方を見ながら注意して見たり、事前にご挨拶をしておきましょう。