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「コツコツInvest」があるなら「コツコツDonate」もあるはず。 #コツコツ投資


こちらのnoteで

「寄付」とは「投資」だ、間違いない!

と述べたわけですが、そこで考えてみたのです。

そうなんです、私は15年以上、投資信託への「コツコツ投資」を続けています。ここで言う「投資」とは

Invest

です。

つまり、毎月投資信託を買い付ける私の行動は「コツコツInvest」です。で、「寄付すること(Donate)」が「投資」なんだから、

コツコツDonate

というのもアリなんだなあ、と。実際、先日お話をお聞きしたPIECESさんでは"マンスリーサポーター"を募集されています。

事業体にとって毎月寄付が少額ずつでも受け取れたらそれは安定運営につながるでしょうから非常に大事な収入源となりますね。お金を渡す側、寄付する側からすると、マンスリーサポーターになることは、まさに「コツコツDonate」になるわけです。で、これは「コツコツ投資」にもなる、と。

では、私がInvestする投資信託を探したり、評価したり、判断するのに、何を材料にするのか。Webサイトであり、目論見書であり、運用報告書であり、説明会であり、そのチームのインタビュー記事であったりします。

Donateでも同じアプローチで色々検索してみて見つけたのがこちらの記事でした。

少し古い記事でしたが、非常に深く取材されて作成された記事だということを感じました。

この「イケウチな人たち。」を読んでいても痛感するのですが、共感したもの、応援したいものを伝えたいんだ!という意思を強く感じさせてくれる聞き手、書き手、纏め手が沢山いらっしゃるんだなあ、と。根っこにあるのは、取材の対象になったもの、それそのものに「何か」、(全ての人ではないのだろうけど、誰かの)心を揺さぶる「何か」なんだと思います。

ということを考えていたら

soar のクラウドファンディングに参加していました。

PIECESにしても、soarにしても、「コツコツDonate」の候補先として今後の活動、また、それを伝えようとするRelationsづくりに注目していきたいと思います。

今週、いろいろと「寄付」についてインプット、アウトプットがあるなか、一つ「そうかもしれない」と思ったことがあります。価値があると感じた会社の株式を長期で保有する「株式投資」が、社会になかなか浸透しない理由の一つに、学校等の教育の場で「寄付」についてしっかりと、相応の時間を掛けて学ぶ、考える機会がほとんど無いこと、それが実は非常に大きいのではないか、ということです。

そう感じた一つの理由が、コモンズ投信・渋澤さんの先日のご指摘。

Spend/Save は 自分の為、自分中心、"Me"なのだが、Donateの段になると、社会や環境のことを考える、"We"になる。この感覚、意識が大事

資産形成というと、Saveの次にInvestがすぐ出て来るのが当たり前でしょうし、資産形成にDonateはまず出て来ません。でも、DonateとInvestは根っこのところでは繋がっている部分があるのに、Donateというお金の使い方を省いちゃってる、全く目を向けていないって。Donateについて自分なりの考え方を持つことはInvestの自分の構えをつくるのに大事というか、DonateとInvestという面で何を感じるか、考えるかで、お金に対する価値観が形作られるのでは、と。

そんなわけで「コツコツDonate」について、少しずつですが真面目に考えてみようと思っています。

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renny | 投資家
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