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銀座BELONで牡蠣尽くし クレマン、プイィ・フュメ、サルディーニャ白、そして締めはシャンパン

自宅でのシーフードペアリングに加え、シーフード食べ歩きも時々投稿していきます。
さて先般(昨年末)、同僚6人で集まり銀座で牡蠣を。オイスターバー&ワイン BELON 銀座。参加者に案内を流すとオジサン1号はベロンベロンになるまで飲むぞ!と飲む前からオジサン節。ちなみにBELONの読み方はブロン。銀座Velvia館の7階。牡蠣&ワイン好きにはピッタリのお店。
税込5,000円のスタンダードコースを。おのおのビールで喉を潤わせた後、ワインはクレマン・ド・ロワール、プイィ・フュメ、サルディーニャ島白、そして最後はデザートに合わせてシャンパンのボトル4本。オジサン6人で意図せずオシャレな締め方になってしまう。

コースメニューは以下。
前菜 生ウニのプリン キャビア添え
サラダ 自社農園野菜のガーデンサラダ
生牡蠣 産地直送 厳選生牡蠣3種盛り合わせ
牡蠣料理 牡蠣のオーブン焼き2種盛り合わせ
パスタ 牡蠣と季節野菜のペペロンチーノ
メイン 鴨胸肉のロースト
ドルチェ 本日のドルチェ
カフェ コーヒー又は紅茶

ワインは以下を注文。
①シャトー・ド・ロレ, クレマン・ド・ロワール ブリュット・ゼロ, 6,820円
Chateau De L'Aulee, NV Cremant de Loire Brut Zero

②バートランド・ジャノ, プイィ・フュメ, 2020, 7,920円
Bertrand Jeannot et Fils, Pouilly Fume, Loire, 2020

③ピエロ・マンチーニ, ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ, 5,478円
Piero Mancini, Vermentino, di Sargegna

④ランソン, ブラック・レーベル, ブリュット, 10,780円
Lanson, Le Black Label Brut

コースにワインを合わせていく。まずは生ウニのプリンをスプーンですくって①クレマンをひと口。クレマンは果実味、酸味がしっかりしていて平均的な品質を凌駕。私好みの感じ、自宅用にも注文したい。ただ、ワインにやや厚みがあるのでウニプリンの繊細な風味には勝ってしまうか。それでもウニの塩気とワインのキレのある酸味に、スプーンとグラスが止まらなくなる最高のアペタイザー。相性: ★★★☆☆

生牡蠣3種は岩手県大船渡、三重県的矢、兵庫県坂越(さこし)。どれもプリプリ食感、磯の香り、ミネラルたっぷり。余韻のほろ苦さがたまらない。レモンを絞ると②プイィ・フュメの柑橘の要素と距離が縮まる。相性: ★★★☆☆
プイィ・フュメと並べ、生牡蠣との相性比較として満を持して注文した③サルディーニャ島のピエロ・マンチーニの白ワイン。ただ、こちらのカジュアルラインのワインではやや果実味の押し込みが弱く、牡蠣との相性がややぼんやり。それでもワインの潮香とミネラルはよく繋がる。一つ上のクラスのものだとさらに相性は良さそう(といっても小売価格は3,000円前後のお買い得品)。相性: ★★★☆☆

牡蠣のオーブン焼き2種盛り合わせは、バジルとチーズの2種の味付け、ソース。②プイィ・フュメの爽やかな果実味がチーズを滴らせた牡蠣に、そしてなんといってもバジルに相性絶妙。さすがソーヴィニョン・ブランのハーバルなフレーバー。相性: ★★★★☆

ドルチェは冷たいムースにいちごソース。これが出てきたとき、最後にもう一本とのリクエストがきたので、酔いの勢いも手伝ってシメシャン(締めのシャンパン)、④ランソンを。ランソンは過去、マロラクティック発酵をしていなかったが(それにより酸がしっかり残る)、最近(2014年以降)は一部に導入しているよう。それでも厚みのある果実味を引き締めるメリハリの効いた酸味が最高!酸味がいちごソースに繋がりつつ、ムースの余韻を泡と酸味の刺激でリフレッシュ。シーフードではないがこの日一番の相性。

この日は6人でワインをボトルで4本飲んで、コース付きで6万4千円ほど。

オイスターバー&ワイン BELON 銀座
050-5589-8833
東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館 7F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13187824/

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