ホットモットのり弁 今年も解禁ボジョレー・ヌーボー
皆さま、もう今年の新酒は飲まれたでしょうか。
今年のボジョレー・ヌーボーは11/16(木)が解禁日。日本ワインの新酒も11月頭あたりから本格的に出回り始めた。出来立てのワインが楽しめる季節。初ガツオ、初日の出、新米など初物が大好きな江戸っ子の血が日本人には脈々と受け継がれているのだろうか。日本はボジョレー・ヌーボーの輸入量で世界トップを走る。ヌーボーの世界の輸入量の4割超は日本向け。ピークの2013年さら輸入量が1/3ほどになったがそれでも世界第一位の輸入国。トップの座を守り続けて欲しいと毎年まとまった本数のボジョレー・ヌーボーを消費している。今年は10本ほど注文。
週末、夕飯に近所のホットモットで弁当を購入。のり弁をチョイス。全部乗せでメンチカツ、から揚、ちくわ天、白身魚のフライが白米の上に。560円。海苔に隠れたご飯にはおかかが敷かれている。のり弁も立派なシーフード。白身魚はスケソウダラ、ホキがを使われている。弁当に新酒だ。
開栓したのは自然派ワインの父、マルセル・ラピエール亡き後、妻マリーと息子のマチューが引き継ぐシャトー・カンボンのもの。
シャトー・カンボン ボジョレー・ヌーヴォー, 2023, 3,790円
Chateau Cambon, Beaujolais Nouveau, 2023
ヌーボーらしいピンク色を含んだ明るい色調。フレッシュ、フルーティ、チャーミング。ジューシーでいて滋味豊か。ボジョレーのブドウをストレートに表現した一本。
のり弁にワインを合わせる。ソースを多めにかけた白身魚のフライに、ワインのフレッシュでチャーミングな果実味が吸着。そのまま軽めの味わいの白身魚の風味を潰さず引き立てるヌーボーの軽快な果実味。これが重たい赤ワインだと料理を圧迫してしまうがヌーボーはそういうことがない。
さらに甘辛のソースを纏ったちくわに、醤油のフレーバーがふんわりと広がるおかかに、ワインの愛らしい果実味がハイレベルにシンクロ。のり弁にボジョレー・ヌーボー、あなどれない相性!揚げ物にはレモン果汁とソースが付いていたが、フレッシュな赤ワインのヌーボーにはソースが間違いない。相性: ★★★★☆
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