(定期購読)コルベール:フランス絶対王政の経済と情報を握る
コルベールはフランスの政治家(1619ー1683)。フランス国王ルイ14世が絶対王政を確立するのを支えた。様々な財政・経済政策でフランス国家財政を立て直し、収入を増やした。海洋貿易推進のため、フランス海軍を増強した。だが、重商主義政策が一因となって、1672年にオランダとの戦争に突入した。それが財政を圧迫し、それまでの諸政策に大きな打撃を与えることになった。コルベールはフランス文化の発展や情報管理システムの構築でも寄与した。
コルベール(Jean-Baptiste Colb