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余白の中で感性を廻らす(128日目)
こんにちは、れいなです。
今日は、感性的な思考が好きな人は余白を好む。ということについて書いていきたいと思います。
与えられた時間を使うということ、それが生きるってことです。
時間の使い方は無限にあります。
仕事をする、友達と遊ぶ、寝る、ご飯を食べる、買い物する、SNSを見る、テレビを見る、本を読む、漫画を読む。
本当に様々ある中で今日は自分の意思で自分が『自由に使える時間』に絞って話していきたいと思います。
なので、強制的に使わないといけない時間(睡眠、仕事、食事、移動)とかは一旦抜きで話します。
ビルゲイツや、ザッカーバーグなど大きな成功を成し遂げている人は読書家が多い。
何かを読むということに関してはホリエモンが漫画をオススメするような本を出してたけど、漫画なんかもありだと思う。
小説や漫画などには『余白』があります。細部までを描く事はできないから、そのシーンの風景全体が見れるわけでもないし、登場人物たちの仕草や表情、声や目の動きなど細かい部分までは表すことができない。
その瞬間に生まれている空気感を読み取ることも出来ないし、天気や周りの音なんかも読者の想像に委ねられる。もはや意識してないかもしれないし、そもそもそんなもの要らないかもしれない。
提示されるのは言葉と大雑把な描写だけ。あとはみなさんの想像にお任せしますって感じ。
だから想像する余地が沢山あって、ストーリーよりも深く考えることが出来たり、自分の経験とつなぎ合わせて何かを想ったりする。
時間の流れも自分で決めれる。ページをめくっていて、印象に残るシーンがあるとふと手を止めてゆっくりの眺めたり考えたりした経験があると思う。
自分の直感や感性とその時触れている新しい物語を結びつけて、ゆっくりと自分のペースで感性に磨きをかけることが出来る。
100のうち10くらいしか分からなくて、残りの90を自由に主体的に創造する。
だから作者が伝えたかったこと以上に何かを感じたり、自分にとって意味のあるものになったりする可能性が高い。
逆も然りですが。
それが余白のあるものです。
さっき名前をあげたような有名な起業家、トップレベルのビジネスマンやアーティストなどはあんまりテレビやSNSに時間を使っているイメージが無いです。
テレビなんて何年も観てないよって言ってる人も多いと思います。
テレビや映画などには余白がありません。
全てのシーンで、細かいところまで作られてる。
登場人物の声も、顔も、髪型も、表情も、仕草も動きも、全て見えてしまいます。
曖昧などなくて、現実社会を生きているのと同じ膨大な情報が止まることなく流れてきます。
これだと100のうち100。
考える余地があまり生まれない。
作者が伝えたいことは正しく伝わるけど、それ以上の可能性がない。
こっちはずっと受け身のイメージです。
良い悪いということではなくて、余白のあるものとないものの違いを説明しているだけなので、テレビとか映画クソってわけでは全く無いです。
けど自分の感性が廻る隙間が無いものだけをずっと浴び続けると、大切な自分だけの直観的な部分や感覚が鈍っていく気がします。
だからインスピレーションとかを大事にしている人たちは、自分の感性を巡らせて磨いていくために、テレビではなくて本を読むのかなぁと思ったりしました。
最近はニュースとか記事とかノウハウ系ばっかで疲れたので、明日は1人でゆっくりと物語の中に入ろうかなと思います。
好きな小説とかあれば教えてください。
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