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はたらいて笑顔になれた瞬間


私がコピーライター・エディターだった頃、求人媒体から駅のポスター、ファッション誌、テレビCMなどなど手広く携われ、やり甲斐もあった上に目に見える形として残るのが何より嬉しかった。


大手企業の社員さんが書いた社内報の文章、それをリライトするのも楽しく、なるべくその人の癖や個性を消さないように文脈を少し変えたりして読みやすくリライトするのだけれど、どんな人か見たこともないのにリライトしてくと想像の人物像ができあがる。

今だから話せるけれど「これ書いたのはイケメン高身長でナルシスト」とか「中堅管理職になり切れない疲れた人」なんて勝手に文章から伝わる言葉選びや内容で私なりの想像人物像を独断と偏見で作っていた。

今、思い出しても笑ってしまうくらい当時はニヤニヤしながらリライトしていた。


これが1つのはたらいていて笑顔になれたお話。


もう1つは単純に接客業のアルバイトしていて、上司でも同僚でもなくお客さんに名前を覚えられたり、貴女が居てくれると安心するなど、嬉しい言葉を頂けた時。


深読みもしない私は素直にお客さんの優しい一言、嬉しい一言に笑顔になれた。
接客業に就いてる人ならおそらくお客さんからの嬉しい言葉や些細な優しさに笑顔になると思う。


因みに私は前者の私だけの笑顔(ニヤニヤ)の頃の方が貴重で会社で浮かない存在だったので、仕事が楽しく毎日が忙しくともやり甲斐があった。


一昨年、フリーランスで契約した会社があったが、コロナの影響で現地取材など難しい部分が多く契約切れになっていると思う。


楽しく働くのが何より笑顔になれることだと信じている。

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