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【クラファン】妄想図書館をつくるプロジェクトに支援した。
――これからも本の場づくりを追求していきたいし、いつか僕も本のある場所をつくってみたいなという野望を静かに燃やしています。そのためにも、妄想図書室の動向は参考にしたいので、温かく見守っていこうと思います。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家、木の家ゲストハウスマネージャー、FMぱるるんのラジオ番組「Dream Dream Dream」のパーソナリティーとして活動しています。
今回は「コミュニティ型施設図書館『妄想図書室』のことを紹介する」というテーマで話していこうと思います。
🏨「妄想図書室」に支援してきた。
先日、とあるプロジェクトのクラウドファンディングに支援してきました。「妄想図書室 みんとしょ in 広尾 をつくろう! コミュニティ型の私設図書館」と題したプロジェクトです。
「妄想図書室」は、「こんな場所があったらいいな」という妄想を現実にすることを目指した私設図書館です。2024年8月24日に東京の広尾に誕生する予定。一箱本棚制度を採り入れて、参加型の私設図書館を目指すようです。
そんな本の場所をつくるために集まったのは、「妄想図書室準備メンバー」。2024年3月に開催された「みんとしょサミット」で出逢ったメンバーをはじめ、途中から興味を持って関わるようになった仲間もいるそうです。
妄想図書室をつくるにあたり、メンバーが始めたのがクラウドファンディングでした。オープン前から「参加型」を追求する取り組みを始めたというわけです。
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クラファンのサイトページには以下のような言葉があります。
――本は、”自分の本当の望み”に気付くきっかけが隠された〈妄想のタネ〉。
本を通して考えが深まったり、自分らしい何かに気付けたりする場所。たくさんの智恵と人生と物語が詰まった本に囲まれた場所だからこそ、妄想のタネがたくさん蒔かれているんですよね。
そんな理念にも共感したので、僕は僅かながら支援することにしました。ただ、それよりも影響されたのは、このプロジェクトのメンバーのひとりに、みらいさんがいらっしゃったことでした。
🏨自分の本がきっかけで…
みらいさんは「心地よい生き方を創造できる社会」のために活動している「伝える映像制作-Mirai」の代表・映像ディレクターです。他にも様々な顔を持っているのですが、そのひとつが今回も取り沙汰している図書館の運営者です。
そもそも図書館という場所が好きだと話すみらいさん。「自由に学び、自由に表現し、自由に妄想を巡らせる、そして、その妄想を共有し、実現していく場所にしたい」という熱い思いを抱いているのです。
そんなみらいさんと僕が出逢ったのは去年の夏でした。
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僕はその日、クラフトビールバー「The FAVORITE」のお試し店長として活動していました。
ここを運営していたのは、木の家ゲストハウスオーナーの宮田さん。今は一緒にゲストハウス事業を盛り上げているわけですが、当時はまだゲストハウスで仕事をすると決めているわけではありませんでした。しかし、高頻度で関わっていて、よく飲み語り合っていたんです。ひょんなことから、「The FAVORITE」のお試し店長をやることになって、宮田さんに助けてもらいながら、サービスしていたんです。
そこにやってきたのが、みらいさんでした。
僕は当時「はちとご」というシェアハウスに足繁く通っていたんですが、みらいさんはそこの管理人の隼さんという方と元々知り合いで、あともうひとりの方と3人でご飯を食べてきたそうなんですね。で、2軒目として、「The FAVORITE」に来てくれたんです。
その際にいろいろお話させていただいて、終いには僕の初書籍『Message』に興味を持ってくださったので、ちゃっかり手売りしました。
今回クラファンをやるとなり、久しぶりに未来さんから声をいただいたんですが、そこには『Message』の内容に触れてくれていました。僕の本がきっかけとなり、こうして本の場づくりに関われる機会に恵まれたことを思うと、感慨深いものがあります。
※みらいさんとお会いしたときの記事↓↓↓
🏨本の場づくりに関わる
写真を遡ったら、みらいさんと出逢ったのは去年の8月6日のことでした。ちょうど1年くらい前のことになります。あのときの1冊の本の手売りが、1人の読者との出逢いが、新たな図書館の立ち上げに携わる機会につながっていたのです。
こういう流れに僕は弱いので、せっかくだし支援させていただくことになりました。そして、今こうしてnoteの記事にして紹介することを決めました。
『Message』が僕とみらいさんをつなげてくれたように、あらゆる本は、それをきっかけに無限の出逢いが生み、無限の未来を形作っていく可能性を秘めています。そんな希望に満ちた存在が並ぶのが、図書館という場所です。
だからこそ、これからも本の場づくりを追求していきたいし、いつか僕も本のある場所をつくってみたいなという野望を静かに燃やしています。そのためにも、妄想図書室の動向は参考にしたいので、温かく見守っていこうと思います。
興味を持たれた方は、是非、クラファンのページをのぞいてみてください。支援の締め切りが7月末なので、お早めに! 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240725 横山黎
※「妄想図書室」のクラファン↓↓↓