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【文学フリマ】何部、刷るべき?

――2種類の本を売るわけですが、それぞれどのくらいの部数、用意すべきでしょうか。結論からいいますね。今のところ、僕が考えている部数は、それぞれ100部ずつです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

11月20日に開催される文学フリマ東京35に、僕は出品者として参加します。当日に向けて絶賛準備中ということもあり、最近は文学フリマに関する記事を投稿しています。

今回は「何部、刷るべき?」というテーマで話していこうと思います。


◆何部、刷るべき?

文学フリマでは、つくるのも売るのも出品者自身です。もっといえば、集客するのも、宣伝するのも、印刷するのも自分だったりします。

どれくらい本を用意しておくべきか。

これは当日までに決めておかなければいけない課題の中でも悩ましいもののひとつでしょう。特に僕みたいに初参加の人は、手応えを感じた経験がないわけですから、予測するのが難しいのです。

ということで、みなさんから意見をもらいたいという気持ちもあり、今回は何部刷ればいいのかを検討していこうと思います。


ちなみに今回僕が出品するのは、2種類の本です。


1冊は小説『Message』

成人の日にひとりの青年が亡くなりました。彼の手元には「110」というダイイングメッセージが遺されていました。人生最後の瞬間、人は何を遺すのか、その疑問と真摯に向き合ったヒューマンミステリーです。

僕の20年分の思いを込めた集大成ができました。試し読みできますので、是非、以下の記事をのぞいてみてください!



もう1冊は、メイキングエッセイ『伝えたいことが20年分ある』です。

小説『Message』は2度に渡る共同創作を経て完成した物語なのです。つまり、僕ひとりでつくったわけではなくって、複数人であれこれ議論しながらつくっていたのです。

また、小説『Message』の物語には、僕の実体験が反映されています。成人の日の出来事には大きく影響を受けました。

制作の裏側や物語の裏話を盛りだくさんに収めたメイキングエッセイです。こちらも第1章を無料で公開していますので、以下の記事をのぞいてみてください。



さて、2種類の本を売るわけですが、それぞれどのくらいの部数、用意すべきでしょうか。

結論からいいますね。今のところ、僕が考えている部数は、それぞれ100部ずつです。



◆「完売しました!」の声をよく聞く

少しでも情報を仕入れておこうと思い、最近は隙間時間があれば、noteやネットで文学フリマのレポートを読んでいます。どんなところに気をつければいいのか、何をした方がいいのか、整理しているのです。

そのなかでよく目にするのが、「全然売れないと思っていたけれど、実際はすぐに完売しました!」という報告。

ざっとした印象ですが、10~30部だと足りなくなるっぽいですね。

もちろん完売するということは、自分の定めたゴールをクリアするということですから、嬉しいものです。ただ、まだ売れるのに売れないという状況に悔しい思いをしたくはありません


僕は来年の文学フリマにも参加します。売れ残った本は、そっちで売ればいいだけのことですから、用意する数は多いに越したことはないと考えるわけです。

東京会場は文学フリマの中で最大の規模を誇りますし、100くらい売れるんじゃね?という軽いノリで設定しました(笑)


◆目標100部

今回のメインの商品は、小説『Message』の方なので、これが100売れたらバンバンザイですね。

メイキングエッセイの方は小説『Message』を読んだ方向けの本なので、単体で買われる方は皆無に等しいでしょう。以前に小説『Message』を読んで下さっている方は除きますが。

一応、2冊セットで買うとお得になるセット割引を設けて、メイキングエッセイも売れるように設計しますが、どれくらい効果があるのかは分かりません。


さっきも言ったように、次回以降の文学フリマでも小説『Message』やメイキングエッセイ『伝えたいことが20年分ある』は販売していくつもりなので、あと日常的に手売りもしていくつもりなので、多めに100部ずつ準備しておこうと思います。

ただ、後に使いまわすとはいえ、完売するに越したことはないので、小説『Message』は特に100冊売りたいですね。そのためにできることは何でもやっておくつもりです。


ご意見あれば、是非、コメントください。


最後におしらせします。

「文学フリマ東京35を盛り上げたい!」というメンバーシップを運営しています。当日までの過程を共有したり、オンラインで交流したり、当日イベント後に打ち上げを企画したりしています。

会費は全部打ち上げ代にぶちこみます(笑)100円から参加いただけますので、興味を持たれた方は是非、ご参加ください!

文学フリマを、一緒に盛り上げていきませんか?



最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20221015 横山黎


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