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人生が始まる。
――大学生が終わった今、ここからが僕の人生です。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「人生が始まる」というテーマで話していこうと思います。
📚大学生が終わって
僕にとって今日という1日は、とても重みのある日です。新年度が始まるということは、僕はもう大学生ではなく、一社会人となったということですから、今までにないくらいの重みを感じているのです。
ちなみにさらっとこれからのことを話しますと、引き続き作家として創作活動は続けていくつもりですが、メインの活動はゲストハウスのマネージャーです。木の家ゲストハウスの運営を、オーナーの宮田さんと一緒に担っていきます。また、バイトではありますが、夢を聴くラジオ番組「Dream Dream Dream」のパーソナリティとしても活動していきます。他にも、本のイベントを開いたり、宮田さんが手がけたクラフトビールバー「The FAVORITE」の運営もたまにしたりと、幅広く活動していくつもりです。
とにかくたくさんの出逢いと気付きに恵まれた大学生の自分に負けないように、もっと動いて、もっと面白くなれるように頑張っていく所存です。そんな社会人1発目の記事は「人生が始まる」というテーマです。決意の記事です。
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📚『コントが始まる』を再視聴
ここ最近はまっていたドラマが、『コントが始まる』です。今ちょうどTVerで期間限定で公開されていまして、リアルタイムでも視聴していましたが、もう一度観たくなったので、ちょっとずつ観てきたんです。
やっぱり面白い。笑って泣ける最高のドラマでした。
物語は、売れていないコント集団「マクベス」が単独ライブで解散を発表するところから始まります。そこから、「マクベス」の3人と、ひとりのファンと、その妹の5人を中心に展開していくヒューマンコメディです。
このドラマをリアタイしようと思った決め手は、ドラマの構成でした。このドラマ、毎話必ずコントから始まるんですが、そのコントが、後に展開されるそれぞれの人生にリンクしているんです。またその逆もしかりで、それぞれの人生が、そのコントのラストシーンにつながっていたりする。
コントが人生の伏線になっていて、人生がコントの伏線になっているんです。
この構造に惹かれて、絶対僕が好きなやつじゃん!と思って観始めたら、案の定、めちゃくちゃはまって、毎週の楽しみになりました。
改めて見返してみて、やっぱり構造が好きだなと思ったし、登場人物それぞれの人生に魅了されたし、大学生が終わった今、自分と重なる部分があって、余計に胸に来るものがありました。
📚人生が始まる
大学生作家として活動してはいましたが、何かの賞を受賞したわけでもなければ、商業デビューを果たしたわけでもありません。Amazonのサービスを使って自分で本を出して、自分で紹介して、手売りして、そんな風に届けてきたばかりでした。
それはそれでひとつの作家の道だし、今振り返ってみても間違いではなかったと思うけれど、やっぱり届けられる範囲には限界があって、時間が経つにつれ、努力の仕方を変える必要があるなと思うようになったものです。
きっと大学生だから応援してくれる人たちがたくさんいました。大学生というブランドに価値を見出してくれたからお金を払って本を買ってくれたんです。もちろん、価値をつくれたことは自信の足しになったし、お金を払って買ってもらう経験は今後も活きてくると思うんですが、やっぱり限界がある。
ガラクタは、どこまでいってもガラクタなんです。
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ただ、僕の作品が完全にガラクタだとは思っていなくて、実際に少なからず売れているわけだし、ちゃんと人の心を動かしています。ただ、ガラクタだと思う人が多ければそれはガラクタになり、最高傑作だと思う人が多ければそれは最高傑作になるのが世の定めなので、これからは最高傑作をつくりにいきます。
そのためには時間がかかります。体力がないと息は長く続かないし、そもそも最低限生活を営まないと、夢は潰れます。お金を稼ぐこと。お金をつくること。永遠に作家で在り続けられるように、いろんな可能性を探っていきます。
『コントが始まる』では、「人生はコント」なんてセリフが登場しました。僕にとって人生は、物語。人生を物語にしていきたいし、物語のような人生を綴っていきたいんですよね。
大学生が終わった今、ここからが僕の人生です。圧倒的な物語を創りにいきますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240401 横山黎