修士課程で論文を4本書いて学長賞を受賞した話(概要版・入学前編)
はじめに
2022年3月末
某国立大大学院(医学薬学府)修士課程の卒業を迎え,
正社員としての勤務,家事・育児を行いながらではありますが,
幸運にも,学長賞と学府長なるものを受賞することができました.
せっかくなので,推薦を頂いた際に提出した業績に基づいて,どのような行動を行ったかを記し,これから修士課程を目指す方や,現在修士課程で奮闘中の方の参考になればと思います.
まず,実際に提出した業績一覧です.
私自身,高校・大学では常に成績ワースト3に入っていたので,
質より量とインパクトを重視しながら活動を行っていました.
何をするか,そして何をしないかの選択が,
大学院だけでなく限りある時間を有効活用するためには重要なので,
別で詳細にお伝えします.今回はお勧め書籍をご紹介.
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さて,前置きが長くなりましたが
在学中の実績などは全て,入学前の行動で決まって来るといっても過言ではないと考えておりますので,ぜひ最後までご覧になってください!
それではさっそく,概要版行きましょう!
いきなり最重要!大学院・指導教官の探し方
卒業を迎えて思うのですが,大学院の経験を充実させるために最も重要なのは,自分にとって最高の指導教官と巡り会えるか否かによります.
なぜなら,研究指導は指導教官に任せられていることが多く,他の大学院の修士課程の学生と話している中でも,研究指導の方法(個別・集団)や頻度(週1~年に数回),目標としている進捗状況到達時期などが全く異なるからです.
例えば,原著論文を2本書きたいと考えていても,指導教官のポリシーが「
修士課程の学生は2年間かけて1つの研究と向き合うべき」というものであれば,恐らく1本のみ,そして雑誌への投稿は卒業後という結末になることが多いでしょう.
実際,私の知人でもこのようなケースが多く,ある種の常識のように扱われていて,恐ろしいと思います.
そこで,卒業の際に進学して良かったと思える大学院選びのために,以下の4つのステップを推奨します.
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