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伊藤【エッセイ、読書、日記】
2023年2月4日 01:10
挨拶 ご機嫌よう、読者諸君。今宵も残業であった。息が詰まる職場を脱兎の如く抜け出したのが21時。辺りは冷たくて暗かった。春の宵は心地良いが、冬の宵は何と手厳しいことか。春の宵が一刻値千金ならば、冬の宵は一刻笑止千万とでも言ってやりたい。 試しに、冬を笑ってやろうとして袖を捲ってみた。あまりにも寒かったのですぐさま戻した。冬が私を袖にする。本日ご紹介する商品は……。 厳しい寒さを潜り抜け、