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花束を贈るよ

通院5回目

11月は精神科と総合内科の診察が3回と2回だったから結構大変だった。
必要なことだし、先生たちも心理士さんも看護師さんもみんな好きだし、人と会って話す大切な機会なので嫌な訳ではないようなそうでもないような…。
カウンセリングで悶え苦しむ話は減ってきたものの、当日の朝はどうしてもナーバスになって夕方帰宅するまで一切食べられなくなるし、精神科は体重が落ちてないか毎回体重測定があるから緊張する。
総合内科の血液検査はカリウムの数値が落ちてないか緊張する。
(でも毎回先生達と爆笑してくる)

しかも10月初旬から酷くなってきた眩暈のせいで今月は受付や診察直後、院内薬局で倒れたのでその緊張もある。
もうアザ作りたくないし、ふらついたり倒れたりするのを人に見られたくない。


忙しい日々だったけど、心は豊か

忙しかったし体調悪いし、でもメンタルはやりたい事してるから元気。
治療者チームに助けられながら笑って、友達とのやりとりやご近所さんとの会話で笑って、美容院も行けた。(スタッフさん達とも爆笑してきた)
一昨日は無理して寄ったスーパーで、おばあさんにカレンダー選びを手伝ってと言われてそのまま世間話をし、名前を聞かれ「またお話ししましょうね」と言われ仲良くなった。

1人で散歩も難しくて、すぐ近所のドラッグストアに行くのも困難で悔しいことも山程ある。
でもメンタル元気。
なんか結構タフっぽい。
そしてやっぱり負けん気が強い。(やっと認めた)

そりゃあんな家庭で育ったんだからタフにもなるよね、心理士E先生に『よく生きてこられましたね』と言われた時は、毎日召されたいと思ってますけどねと苦笑いしたのを思い出す。
手首も腕も転んだ傷がある程度で綺麗なもん。
ただ。
運転手さんにはとても言えないが大型トラックを見ればスパーンと轢いてくれないかなと思うし、災害や事故で命を落とされた方のニュースを目にすれば代わってあげたいと思う。

でも不思議なことにその頻度が減ってきた気がする。

カウンセリングは地道なトレーニングでもあるそうだ。
3年間、泣きすぎて疲れ果てて立てなくなるカウンセリングを受け続け
てきた甲斐があったんだなと思う。
地道に取り組んできたし、1歩進んで5歩下がる時も山程あった。
実は努力家だったらしい、昨日言われた。
それを素直に褒められて嬉しいと思えるようになった。
自己否定の塊だった自分が少し緩んで、褒め言葉を受け取り、喜べるようになった。

自己肯定感を上げることができるようになってきたんだと思う。

褒め言葉は花束だ。

自己否定して褒め言葉を受け取らないということは、プレゼントされた花束を遠慮して受け取らない=相手を拒絶するという事。
自己肯定感が低くて受け取るの躊躇うのは遠慮して1輪だけ抜きと取るという事。
謙虚も過ぎると…、ね。

贈った花束は受け取って欲しいですよね?


ありがとう

昨日は朝から親友とおでん屋さんに行く約束をした。
倒れた時、すぐに事務さんが車椅子に乗せて運んでくれた。
何度も看護師Kさんに助けてもらった。
さすがに自力で帰れず、子に迎えにきてもらった。
子が弁当を褒めてくれた。
正午に家を出て帰宅したのは18時過ぎ。
いったい何回 “ありがとう”  を言えたんだろう。

今まで自分を不幸だと思ったことは一度もない。

今、不自由ながらもやりたい事して楽しみながら過ごせている。
幸せじゃん。

大切に思う全ての人が生きていてくれる、めちゃくちゃ幸せじゃん!

虐待サバイバーで血縁者は子しかいない精神障害者でも、支えてくれて寄り添ってくれるみんなのおかげで元気で幸せに過ごしてるよ!!

こんなヤツもいるよ、あなたも花束を受け取って笑ってね!

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