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感受性を抑えて生きやすく

ちょうどよくなりたい

感受性が高いのはしんどい。
ー11月の総合内科診察内でのG先生との雑談ー

「感受性を10段階とすると普通の人は6くらいで、樋口さんは10、配偶者さんは2くらい」
「僕は4くらいかもー笑」
「感受性豊かだけど10だと生きづらい…だろうねぇ」
「そー、生きづらいですーーー笑」

納得過ぎて震えた。

過干渉で暴力を正当化する親兄弟姉妹だった。
幼児期から40年近くネグレクト以外の各種虐待と罵詈雑言を浴びて育った事の影響か、変なヤツになっていたようで30年くらいは人に馴染めずいじめを受けてきた。

結婚して新天地に引っ越したら、幼児の頃から悩んでいた全体の1/3程もあった白髪が全くなくなった。
もちろん髪は染めていない、中年になった今も。

平和な家庭を作ろうと決めていた。
おそらく自分はカサンドラ症候群、配偶者と自分の感受性の差が大きくてかなりツライ。
なので家庭は輪ではなく、でも親子関係はすごく仲が良いという線状態。
とはいえ配偶者の愚痴は聞くし、共感もダメ出しもする。
ありがたい事に子は友達が多い陽気なタイプ。
自分もノリがいいと思う、自分に存在意義を教えてくれる友達も親友もいる。


6が普通

感受性を抑えることは決して無理なことではない。
何か方法はあるはずと調べて実践できそうなことはトライアンドエラーの日々、自分に合うリラックス法や好きなモノ・コトリストを書き溜めた手帳を読み返したり新規開拓しながら、試行錯誤してる自分を前向きかもなぁと思う。

今はイヤホンが駆け込み寺。
音楽の世界に溶け、外部を遮断し自分を落ち着かせ、冷静さを取り戻させたり鼓舞してくれる。
倒れた拍子に片方どっかいった時はもう、怖くて泣いた。
イヤホンは自分にとってシェルター、見つかって良かった…2度と失くさない!


感受性の違いによる特性

簡単に良い面と困っちゃう面を自分なりに整理しようと考えてみた。


[高い]
・些細なことにも気がつくので気配り上手、効率的⇄神経質・心が疲れやすい
ex)心拍数測定の波形みたいにギザギザなイメージ、海ならシケ。

[ちょうどいい(5,6辺り)]
・安定的⇄立ち直りや切り替えもうまくできる
ex)sin波みたいな優しいイメージ→生きやすそうで羨ましい、海水浴級。

[低い]
・鈍感力には目を見張るものがある(羨ましい)⇄切替上手だけど人をびっくりさせる事もある
ex)振幅が少ない直線的なイメージ→鈍感力分けてください!海なら凪。


って感じかなぁ。
自分の場合は気配り上手らしい(知らんけど)、効率的でおもしろいと言われる(それは嬉しい)無意識で神経使い過ぎて疲れるから1人時間必須。
これに+で微かな匂いや光・音にストレスを感じるHSP気質だから困ったもんだよねぇ、自分でもめんどくさいもん。
今は亡き親達に『お前は気が利かん』と言われ続けたから気配りについては本当よくわからん。
自分の事ってわからないもんですね。
感情の起伏が人様と比べると大きめ、なるべく抑えてご迷惑をおかけしないよう注意を払ってはいるけど、自己嫌悪したりで立ち直りが遅い。
我ながらしんどそう。

感受性をちょうどよくするツールとして自分が有効と思っているモノが、

・お気に入りのペン
・無印のらくがき帳・付箋
・Excel or Numbers

1人で感情や思考をコントロールするのには手書きが1番良いと思っている。
手で書くという作業が脳の処理速度をほんの少し下げて冷静になれる気がする。
それを見やすくまとめてExcel or Numbersで表にすると、視覚的に整理された自分の感情や思考をコーピングしやすくなる。


感受性を抑える=ちょうどよくなって自己肯定感を上げて、生きやすくするということなんじゃないかなぁ。
6目指してやっていこう、簡単ではないと思うけど。

やらずにできることはない、ちょうどいい自分のペースでやっていく。
Sちゃん、Kいつもありがとう。

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