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期待の裏には絶望がある / フラットに自分が感じた事を表現しよう
コミュニケーションにおいて、私は2つの課題に気づきました。
1つは、相手の特定の反応を期待して言葉を発してしまう傾向です。今日も二つの出来事がありました。一つは、ワンちゃんの写真をLINEで送った時。「きっとこんな反応が返ってくるはず」という期待を持って送ったものの、その話題はスルーされてしまいました。もう一つは、温泉で出会ったスウェーデン在住の方との会話。「きっと現地に招待してくれるかも」という期待を持って自分の渡欧計画を話したものの、期待通りの展開にはなりませんでした。
両方とも、「こんな反応が返ってくるはず」という相手のリアクションをなぜか瞬時に自分の中でシミュレーションをし、そのシミュレーション通りの反応が欲しくて、私もそれが返ってくる言葉を選んで投げかける、という複雑なことを瞬時にしていますが、自分の中から自然と出てきた言葉でもないですし、期待外れの反応がきてがっかりするしで、意味のないコミュニケーションをしているなぁ、何をしているんだろうと感じます。
また、もう1つ別の課題は、自分が本当に感じていることを表現せず、その場の空気に合わせて典型的な言葉を使ってしまう傾向です。例えば、誰かの手料理を食べた時。確かにおいしいと感じているのに、自分がその瞬間にしっりくる言葉で表現せず、よく聞く定型的な褒め言葉を並べてしまう。周りも同じような反応をしているから、それに合わせてしまい、自分の中では違和感が残る・・という事がよくあります。
しかし、これでは本当の自己表現にはなりません。自分が感じたことを、自分らしい言葉で表現する。たとえそれが一般的な反応と違っていても、その方が相手にとっても本物のコミュニケーションになるはずだし、私はそれをしていきたい。
期待については、それを手放し、相手の反応を予測せずに素直に言葉を発すること。そうすれば、無意味ながっかりもせずに、相手との会話を楽しむことができます。
つい周りに合わせて無難な表現をしてしまうことについては、空気を読むのをやめ、「なんでそんなこと言うの」などの批判をされるのでは、という妄想を手放し、自分が本当に感じたことを自分らしい言葉で表現すること。
どちらも、より自分にも相手にも誠実で、本当の自分としてのコミュニケーションのために必要な気づきだと感じています。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。