【食と農】畑をやっても、食べない時は、食べない。畑に行けば、泥団子作り。
こんにちは。しぃーぺと申します。
7年前から、私は、畑を借りて、無農薬野菜を育てています。
最初は、「子どもたちの食育にもなるかな〜」と思って、始めました。
が、今では、私だけが、毎週、畑に行って、農作業をしています。
ちなみに、子どもたちは、葉っぱを見ただけで、何の野菜かは、わかるようになりました。
また、畑のミニトマトやイチゴなら食べられるということも増えてきました。
ただ、最近は、畑にも来たがらず、来たとしても泥団子を必死で作ってます。
それでも、今朝も念のため、娘たちに聞きます。
私:「お母さん、畑行ってくるけど、行く?」
娘:「ううん。朝ごはん食べたら、ゲームしていい?」
私:「いいよ。20分ごとに休憩入れてやってね。それじゃあ、お母さんだけ、畑行ってくるね。今日は、あまり作業ないだろうから、比較的早く帰ってこられると思うよ。」
と言って、出発!
階段を下りて、駐輪場まで行ったら、ポツポツ雨が降ってきました。
レインコートを取りに、一旦、家に戻りました。
「お帰り~。もう、帰って来たの?」
と「どうぶつの森(ゲーム)」をしながら、こちらも見ずに言います。
「雨降って来たから、レインコート着ようかな~」と。
そういって、再び、家を出ました。
長女は、早く行って欲しいのかわからないが、丁寧に玄関まで来て、
「カギを閉めるね。いってらっしゃーい。」と言って、見送ってくれました。
畑に着いて、まず確認したのが、イチゴの畝です。
先週末に、娘が作った泥だんごが、カチコチになって、ど真ん中に「ドンっ」と鎮座していました。
無事に残っていたことを娘に知らせる為、写真を撮りました。
しばらくの間は、見守るだけかと思っていた秋冬野菜ですが、その一角で、
ひと際大きく立派な葉が生えていました。
そう!今年初めて育てた「カーリーケール」です。
白菜かカーリーケールかを選ぶのですが、白菜よりは、食べるかな~と思って選んだ「カーリーケール」。
ただ、受け身な姿勢で植えたのもあり、どんな状態が、最終形かも知らなかった私は、畑にいたアドバイザーの方に聞きました。
私:「カーリーケールって、これ、最終形ですか?」
アドバイザー:「あら〜立派ですね〜もう、収穫しちゃってください!」
私:「って、どうやって?どこから?ですか?」
アドバイザー:「こちらの下の葉から順に、数枚ずつ収穫してください。こんな感じで、パキッと。最後は、8~10枚ほど残しておくと、長く収穫が楽しめますよ〜」と。
パキッポキッと収穫しました。結構、気持ちよく折れるので、ジャンジャン獲ってしまいそうでしたが、長く収穫を楽しみたい気持ちの方が、上回った私は、15枚ほどで、収穫をストップしました。
収穫したてのカーリーケールを触ったり、ジロジロ見て、私は、「硬そう。苦そう。私に調理できるかな〜?」と不安に思いながら、ひとまず、家に持ち帰りました。
「ただいま~」
2人共、リビングで座ったまま、声だけで答えます。
「おかえり~」
リビングに入ると、ちょうど、「どうぶつの森(ゲーム)」のハロウィン準備の為に、カボチャを育てて、チョウチョをとって、「ジャジャーン!」と見せびらかしているところでした。↓
現実は、1日じゃ、カボチャは育たないし、そう簡単に、チョウチョも捕まえられないんだぞ〜と思いながら…
私も負けじと、ビニール袋から、獲りたての野菜を見せびらかしました。
『ジャジャーン!今日は、今年初の~「カーリーケール!」獲ってきました~!』
・・・が、案の定、全く食いつかず…
「ふーん」と娘。
「興味ないよね~そうだよね~。畑から、カーリーケールを持ってケール(帰る)してきたんだけどね~。」
ま、それは、さておき、早速、収穫したカーリーケールを使って料理しよおっと!と思うものの、実は、私、「ケール」自体調理するのが初めて。
「ケール」が、青汁の主原料になっているのは知っている程度でした。
調理できるか不安ながら、色々調べて、今回は、「生で・炒めて・茹でて」の3品を作ってみることにしました。
調理開始!
①生で「カーリーケール スムージー」
【材料】牛乳:200ml、バナナ:1本、カーリーケール:2枚
さすが!青汁の原料となるだけあります!
特にクセもなく、色も鮮やかで、舌触りも滑らかで、ゴクゴク飲めました。
②炒めて「ベーコンとカーリーケールの卵炒め」
材料:ベーコン(スライス):36g(4枚)、卵:1個、カーリーケール:5枚
塩・コショウ・醤油でシンプルに炒めて食べました。
苦みやクセはほとんど感じられませんでしたが、ホウレンソウよりは、少し歯ごたえがある感じでした。味はGOOD!でした!
トーストに、チーズと一緒に乗せて焼いて食べるのもいいかもしれません。
③茹でて「カーリーケールのナムル」
材料:カーリーケール:5枚、ナムルの素(モランボン):1袋(20g)
栄養分が失われてしまわないように、サッ(15秒)と茹でました。
手作りのナムル味だと、少し、味が薄くなってしまいますので、今回は、モランボン㈱のナムルの素(醤油味)を混ぜました。
もう少し茹でた方が短かったのか、少し硬さが残りましたが、ナムルとの相性は、バッチリでした。
勝手に、ランキングすると・・・
生で→炒めて→茹でて の順で、私は美味しくいただけました!
収穫が少し遅かったのか、葉が硬めだったのですが、最初に思っていた苦味やクセはなかったです。
また、葉だけを収穫するので、水でサッと洗って、包丁いらずで、手でちぎって、料理ができるのも魅力的でした!
ただ、娘たちは、どれも、強い興味は示しませんでした。
唯一、興味を示したのは、、、
ベーコンとカーリーケールの卵炒めの「ベーコン」と「卵」でした。
って、「畑で獲れた新鮮なカーリーケール、関係ないやん!」
娘たちの興味。
畑よりも、どうぶつの森(ゲーム)
畑に行けば、泥団子。
収穫しても、スーパーの肉と卵。
「食と農」、なかなか結びつかない。
あっ!
でも、この間、小3の社会で「農家の仕事」の単元では、普段の畑のことが活きたみたい!
「畑やってるから、畝作りや防虫ネット、収穫の仕方とか、ほとんどわかった!」って。
最近は、泥団子ばかり作ってるけど、何かしらの刺激は受けているようでした。
ま、今日のところは、ひとまず、私が、美味しく食べる姿を見せつけることにしよう!
夕食のおかず
・手羽中のカリカリカレー揚げ
・まいたけとカボチャの素揚げ
・カーリーケールとニンジンのナムル
今年の冬は、料理のレパートリーも増えて、ご家庭の食卓を助カーリーケール!?は、いかがでしょうか?
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございました。