憲法記念日に護憲派と改憲派が集会
憲法記念日の5月3日、東京都内で、護憲派と改憲派の団体が、それぞれ集会を開いた。
護憲派は江東区で「憲法大集会」を開催し、約3万2000人が参加。改憲に向けた与党の動きを批判した。
伊藤真弁護士は、「自衛隊明記という改悪をずっと阻止し続けてきた。自衛官を戦地に送り込むような改憲など、国民は絶対に求めていない。これまで憲法に守られてきた私たちは、今こそ憲法を守る役割、責任を果たさなければいけない」と訴えた。
また、他の参加者も「戦争放棄や戦力を保持しないということを絶対に守り抜かないといけない」と強調した。
改憲派も千代田区で「第26回公開憲法フォーラム」を開催し、約1万2800人が参加。護憲運動を批判した。
櫻井よしこさんは、「岸田総理しか、改憲をやり遂げられない」、政治家が改憲の世論を作るよう訴えた。
もちろん、日本メディアは全国放送せず、しかし、中国は報じた。他国でさえ報じているのに、日本は依然として無関心である。
そして、中国にとっても、このような動きは、好都合である。
もちろん、自国を守ることを今一度、考える必要はある。
しかし、問題なのは、97条、99条の変更、緊急事態条項の追加である。
反対している人は、内容を知っているからこそ、反対している。
そもそも、私たちは、憲法のために生きるのではなく、憲法は、私たちのために存在しているのだ。
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