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れいあむ
2022年8月30日 02:11
初句, 連想短歌 by RIUM***落ちていく落ちていく眠りの淵は陶器肌 君といたくて爪たてるぼく***いくつものいくつもの見知らぬ貌をする夏のまあるい果実滴るは喉***もうすぐでもうすぐで真昼の月の海に着く 重ねた指に波粒、きらり***空っぽの空っぽの器みたいな太陽光 あれを目指してぼくらゆくんだ***振り向いて振り向いて「だあれ」とくるり、夕間暮れだれもいない
2022年8月30日 01:50
初句, 連想短歌 by RIUM***地元には地元にはないルールでする大富豪 炭酸水の向こうの線路***イメージ詠遠ざかる街を背中に町へゆく そこにはなにもない僕がいる***来週の来週のきみの隣を予約しただれかのキャンセル待ちしてるぼく***イメージ詠知らぬ間になくなるひとつの優しさとつめたく静かな24時間***きっとまたきっとまたうしなうはずの涙雲寄り添う影がひとつ
2022年8月11日 09:48
初句, 連想短歌 by RIUM ***イメージ詠蝶結び君と結んだあの日からほどける絆をこわがる私は***特別な特別なあなたのそばに造られたどこにでもいるふつうのあたし***こうやってこうやって大切なものになってしまういつか離れるふたりと知っても***イメージ詠(あとすこし)(もうすこし、だけ)願うたび光にちらつく埃の絶望***ミニチュアのミニチュアの希望を抱いて微睡
2022年8月11日 09:46
初句, 連想短歌 by RIUM ***イメージ詠(これがある)(まだ大丈夫)と目を閉じて失望・絶望 また陽は昇る***ヒーロー君の背を透かし見つめる世界には向日葵の花がくるくる咲(わら)う***イメージ詠なにとなく差し出す傘に入った日 天上の青 きみを思ゆる***夢でだけ夢でだけ靭くあれる僕たちのNumericな夏がはじまる***イメージ詠「卵いる?」あなたの投げた