新卒採用戦略に集中できる"強固な基盤づくり"をデータドリブンなKPIの策定〜採用オペレーション伴走支援で実現【導入事例インタビュー/株式会社グッドパッチ様】
はじめに
レイド株式会社は、組織づくりの入り口である採用のブランディングから実務面まで、あらゆる“人”にまつわる課題をコンサルティングおよび実務まで介入するHRソリューション企業です。
企業やその事業内容によって抱えている採用の課題は様々であり、それぞれの解決策に決まった正解の形はないと我々は考えています。その為、弊社のHRコンサルタントはクライアントの経営目線で丁寧に伴走する、1to1の姿勢を大切にしています。
・スカウト代行から面談/面接対応
・面談面接調整のオペレーション設計
・採用広報の役割を担う施策のご提案
・採用戦略立案/KPI設定及び数値管理
・チームビルディングワークショップの設計/実施 など
上記以外にも様々な人事業務に関わる全てのサービスをフルオーダーの形でご提供します。
サービスに少しでも興味を持ってくださった方に向けて、「フルオーダーとはいっても具体的にHR領域でどんなことが出来るのか?」といった疑問にお答えすべく、実際に弊社のサービスをご導入いただいている企業様のご感想をお届けします。
これまで2度、オンラインでの導入事例インタビューを実施させていただきましたが、今回はなんとレイド史上初、対面でのインタビューを実施!クライアント様のオフィスへ直接お邪魔させていただきました。
株式会社グッドパッチ様のサービス導入事例
ー株式会社グッドパッチ
デザイン会社として国内で唯一、株式市場へ上場を果たした株式会社グッドパッチ様は、その突出した専門性により、スタートアップから大手有名企業にわたるまで、様々なクライアントの本質課題をデザインの力で解決する「デザインパートナー事業」と、デザインに関わる全ての人を後押しする「デザインプラットフォーム事業」を展開されています。
日本におけるデザインの認識は装飾、表層的なものであると誤解されがちですが、実際のデザインの役割とは、本質的な価値を見出し、価値を最大化させること。“ハートを揺さぶるデザインで、世界を前進させる”をビジョンとして掲げながら、デザインの本質的な価値を最大化させ、「デザインの力を証明する」ことに挑まれています。
ーご支援が始まったきっかけ
弊社代表の蒲原とグッドパッチ様のメンバーの方が以前からのお知り合いでした。
2016年に2人が出会ってから2年後、蒲原がレイドを設立したタイミングに採用支援のご相談をいただいたことをきっかけで、スカウト業務支援から会社同士のお付き合いがスタートいたしました。
スカウト支援をさせていただく中で、新たに新卒採用について以下のようなご相談をいただきました。
【ヒアリングしたご要望・お悩み】
・新卒採用戦略を立てるために必要な数字がまとまっていない
・採用チームの体制変更に伴い、オペレーションの引き継ぎに苦戦している状況
・大学訪問や面接対応などをこなす中で、採用チームの物理的なリソースが不足
ーレイドがご提供しているサービス
グッドパッチ様の採用チームが「候補者体験ファーストな強みを活かした採用活動」を引き続きスムーズに行っていただけるように、これまでの新卒採用の記録から必要なデータを見える化し、データドリブンな採用戦略を立てることができる環境を実現したい。新卒採用チームのリソース不足の面では、採用オペレーションを伴走支援する形で解決したい。
このような思いから、現在は新卒採用の数値面の管理からのKPI策定、そして新卒採用オペレーションを主にご支援させていただいています。
ここからはグッドパッチ様にて実施している新卒採用における数値管理からのKPI策定や採用オペレーションに関する具体的な効果についてをお伝えしたく、プロジェクトをメインとして牽引した蒲原と水川をインタビュアーとした対談形式でお届けいたします。
インタビューにご協力いただいたのは、People Empowerment室で人事を務められている高野 葉子(たかの ようこ)様と鵜飼 のどか(うかい のどか)様です。
高野 葉子様
鵜飼 のどか様
新卒採用KPI策定とオペレーション支援【導入事例インタビュー対談】
ー新卒採用チームの体制変更で感じた数値管理の意義
水川:まず、グッドパッチ様の新卒採用ご支援が始まった当初から振り返ってお話しをしていただきたいです。
蒲原:はい。新卒採用活動を進められていた鵜飼さんとご一緒に、これまでの新卒採用に関するデータをまとめさせていただくために、まず元のデータがどこにあるのかなど、キャッチアップするところから始まりましたよね。
鵜飼さん:そうですね。蒲原さんに入っていただいたタイミングでは新卒採用チーム体制の変更や、採用管理システムの変更が重なったりと、チームに負荷のかかっているタイミングでした。
蒲原:なんのデータがどこにあって、どなたが管理しているのか、手探りの状態ではあったのですが、定期的にお時間を確保していただき、とても丁寧にご対応いただいた印象があります。
また、新卒採用チームの皆さんが数値管理以外の採用業務について、ご支援の中で徐々にその全貌が見えてきた時は、物凄い量のタスクを少人数で品質高く推進していたことに驚いたのを覚えています。
鵜飼さん:ありがとうございます。
当時はその状態が当たり前だと思っていたので、あまり自覚がなかったといいますか、物理的な工数が目指していることに対して足りないことも数字で見える化していただけたことで、やっとチームでも共通認識が形成できました。
蒲原:学生さんとの接点もかなり多かったですし、採用チームの人手不足という問題は、学生の候補者さんが集まる魅力溢れる企業様だからこそ、というお悩みでもありますよね。
鵜飼さん:学生の皆さんからこれほど「デザイン」という領域にご興味を持っていただけることはとても嬉しいことだと実感しています。蒲原さんと週次のミーティングの中で一緒にしっかりと数値管理を元に、状況を整理させていただけたのはとても助かりました。
ー確からしい数字がKPI策定の碇(いかり)となる
水川:数値管理やKPIの策定支援について、実際にどのような効果がありましたか?
鵜飼さん:レイドさんに新卒採用における数値管理の仕組みを整えていただいたことで、数値に基づいた精度の高い採用戦略が立てられるようになったことです。
新卒採用の方針を決める会議の中でも、採用管理システムの変更などがあり経年で比較したデータを用いた精度の高い提案ができなかったことに、私自身もどかしさを感じていました。
高野さん:私は新卒採用チームの体制変更のタイミングで、チームに加わりました。チームが学生さんたちとの面談や説明会などの採用実務に取り組む中で、経営陣が求めるクオリティのデータ整理のための時間が、物理的になかったことはすぐにわかりました。
根拠のある数字に基づき戦略を立て、施策をスピード感を持って遂行できるかどうか。やり直しの効かない新卒採用においてとても重要なことですよね。
人事や経営陣はもちろん、現場のメンバーを含む採用チームが進むべき方向に納得感と安心感を持つことができるデータの可視化はとても有り難かったです。
採用へ割ける予算、エージェントさんとの契約を検討する際や、経営陣の期待値と現場の感覚のギャップについてすり合わせをする際など、どんな話を進めるに当たってもその数字がチームの碇(いかり)のような存在になっていますね。
蒲原:そう言っていただけてとても嬉しいです。
数値管理の面では少し細かく出しすぎたんじゃないかなと課題に感じていた部分も実はあって。自分がわかるようにではなく、パッと見ですぐに必要な情報を皆さんがわかりやすいようにしたいという思いがあったんです。
高野さん:レイドさんは、我々がご相談したことだけでなく、期待以上の形でご対応をしてくださるので、私たちの目線に立って伴走してくださっているニコイチ感といいますか、チームの一員としての安心感を勝手に抱いています。
他社のご支援でお忙しいだろうな、とは思いつつここまで細かく寄り添ってくださる採用支援会社さんはなかなかないんじゃないかなと。
ー採用オペレーションは最大の採用広報である
水川:ありがとうございます。私もグッドパッチさんの採用オペレーション支援に関わらせていただく中で、高野さんと鵜飼さんにわからない点をご質問した際も1つ1つ丁寧に優しくご説明いただいて、チームで一緒に働いているみたいだなと感じているので、そう言っていただけてとても幸せな気持ちになりました。
高野さん:本当ですか。変化の大きいチームにレイドさんを巻き込んでしまうので大丈夫かなと思いつつ。
水川:いえ、とんでもないです。他にも、新卒採用に関してご質問をした際にいただいている、絶対的な候補者さんファーストなご返答から、学生さんに向き合われる誠実なお人柄が伝わる姿勢、そしてそれが自然と広がっている企業文化にも、いつも学ばせていただいております。
高野さん:その学生さん一人ひとりに寄り添った採用活動や企業文化が体現できているのも、レイドさんの細やかなサポートのお陰かと思います。
今は採用は売り手市場と呼ばれ、学生さんが企業を選ぶ時代じゃないですか。我々は選んでもらう立場として、丁寧な採用オペレーションこそが最大の採用広報だと私は考えています。
会社に興味を持ってくれている候補者さんとのメールのやり取りって、何よりもエンゲージメントが高いコミュニケーション手段であるからこそ、そこを疎かにするのはもってのほかですよね。
鵜飼さん:実際に面接や採用イベントなどで学生さんと直接お会いした時に、「あの時メールでやり取りをしてくれた担当の方によろしくお伝えください」と言っていただく機会も多いんですよ。
蒲原:なんと、水川さんよかったね。
広報としてのご経験も長い高野さんの「採用オペレーションは採用広報」というお言葉にも、ハッとさせられました。
水川:グッドパッチの皆様の学生さんたちへのあたたかい想いを日々体現したいと思っているので、嬉しすぎます...!
ー安定した基盤の上で、理想の新卒採用を実現する
水川:新卒採用のご支援、全体を通して感じられている効果はございますか?
高野さん:安定感を作っていただけたことですね。
数値の面など、レイドさんに整理してもらっていたお陰で、私が人事に異動したタイミングから課題にすぐ気がつくことが出来ましたし、私が着手しなければいけないと感じた採用体制の作り直しにも注力することができました。
しっかりした土台の上には安定した建物が建つように、この一連の流れが一人ひとりに向き合う新卒採用を実現できていると思います。
レイドさんにご支援いただいていなかったら、と想像するだけでゾッとします。笑
鵜飼さん:私もレイドさんにオペレーションのクオリティーをしっかりと守っていただけたことで、業務の幅を広げることができました。そうして採用の精度も上がることで、現場からの信頼も生まれたんだな、と。更にはその影響で現場からの採用への協力体制も強くなって、また更に採用チームが強くなり組織を支えている、という好循環が生まれている気がします。
高野さん:レイドさんに丁寧に並走していただいた選考から、ご縁があって入社してくれた新卒メンバーたちは、内定者時代から早期に現場で活躍してくれています。先輩社員からの評価も高く、優秀な若手と働けることを喜んでもらえているようです。
蒲原:実際に採用に関わらせてもらった方が活躍しているとこうして伺えるのは嬉しいですね。
ーレイドの採用支援は"人”を大切にする企業に
水川:最後に、今後レイドの採用支援を他社さんやお知り合いの方にご紹介いただけるとしたら、どんな方におすすめですか?
高野:やっぱり採用はもちろんですが企業活動において、"人”を本当の意味で大切にする考えを持っている企業さんですかね。人に向き合いながらも、スピード感は保ちつつ、適切にプロジェクトを推進していきたい企業さんにぜひお勧めしたいです。
質を担保しつつ各企業の経営と同じ目線で工夫していただける採用支援会社さんって、本当に貴重だと思うんですよね。様々な成長企業がありますが、そんな成長企業の中でも、「人」に重きを置いて大切にする企業さんに出会っていただきたいです。
蒲原:まさに我々が大切にしている部分についてコメントをいただきありがとうございます。
さいごに
こうして熱く両社の素敵なところを語り合えたことで、終盤には「このまま飲みに行きたくなってしまいますね」というコメントが飛び出すくらい、ご協力いただいたお2人のお陰でとても心が動かされる素敵な対談インタビューのお時間となりました。
あらためて貴重なお時間をありがとうございました。
これは余談ですが、インタビューの後、水川は人事さんとしてだけではなく、広報さんとしても憧れている高野さんと"飲み”ではなかったものの、素敵なランチのお時間をご一緒させていただきました。
このようにビジネスの枠を超えた、心遣いや想いの部分でも繋がってくださることへのお礼の気持ちと、グッドパッチ様の組織文化の魅力が、少しでもこの記事から伝わっていますと幸いです。
さて、今回は我々レイドのHRコンサルタントが日々どのようにしてクライアントの経営目線に立ち、1to1でのサービスを行っているのかを知っていただくべく、新卒採用における数値管理からのKPI策定や採用オペレーションについてご紹介いたしました。
ですが、私たちは「組織が存在する数と同じ数、それぞれの個性がある」という考えの元で、フルオーダーの形でサービスをご提供させていただいている為、今後2度と同じ導入事例が生まれることはありません。
・人事担当者の工数不足で困っている
・採用戦略を立てるための数値管理ができていない
・採用オペレーションに手を掛ける時間が足りない
上記のようなお悩みに心覚えのある方をはじめ、少しでも「自社の採用目線だったらどんなサービスをレイドに提案してもらえるだろう?」といったささやかな興味本位でも全く構いませんので、ぜひ無料相談のお問い合わせをいただけますと幸いです。
今回導入事例のインタビューに快くご協力してくださった、グッドパッチ様のホームページはぜひこちらからご覧ください。
Rayd is…
レイド株式会社は、採用から組織づくり、またそのための企業ブランディングまで、企業の「人」にまつわる課題をコンサルティングおよび実務まで介入するHRソリューション企業です。
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