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悩みにくい人になる方法

すぐに悩んでしまう人もいれば
悩んだとしても
すぐに切り替えられたり
行動に移せる人もいたり

ストレスや悩みに対する
脆弱性って千差万別。


そこで今日は
悩みやすい人が
悩みにくい人になる方法
について書いていきます。


◯曝露反応妨害法というやり方


暴露反応妨害法という
強迫性障害などに用いる療法があるのですが

ざっくり説明すると

手洗いがやめられない人に
あえてゴミ箱の中に手を突っ込んでもらう

みたいな方法です。

手が不潔だと思って
手洗いがやめられない人に
汚れたゴミ箱の中に手を突っ込んで
しばらく我慢してもらう。

少しずつその我慢の時間を増やしていき
汚いものに触れるストレスが
少しずつ軽減していく
そんなやり方があるんですね。



この考え方って
日常的に使えると思っていて

嫌われたくないと心配する人ほど
嫌われる経験をたくさんすれば良いと思うし

失敗を恐れる人ほど
大して失敗をしていないわけですから
たくさん挑戦して
たくさん失敗することに
慣れれば良いと思うんです。

異性にフラれて
傷つくのを恐れる人ほど
ナンパしまくって
断られる経験を
重ねたほうが良い。

その過程でメンタルは鍛えられるわけです。

言い換えると
悩みやすい人って
その悩み事に対して
免疫がない人なんですよね。


何度も同じようなストレスを
経験していると
慣れてくるので

「はい、またこのパターンね〜」

と思える。

仕事での悩みも
若い頃悩んでいたことでは
もう悩まなくなっているはずなんです。

何度もクレーマー対応をすることで
クレーマーに対する免疫がつく。

うっかりミスが多い人も
何度も同じ業務を繰り返すことで
ミスは減っていく。

対人関係で悩みやすい人は
対人関係で今まで
あまり悩まなかった人が
多いのではないでしょうか。

もしくは
対人関係で悩んだ時に
回避してきて
課題を解決せずに後回しにしてきた

という人の可能性もあります。

それだと
経験にならないので
同じ悩みを繰り返す
ということになります。


人前で話すのが苦手な人が
そういう場面を避けて歳を重ねても
できるようにならないわけです。


◯「いいかけんさ」に慣れる

そして
メンタルを病む人は無意識に
◯◯であるべき
という考え方によって
自分を苦しめているので

不完全な状態に慣れていく経験
重ねた方が良いわけです。



疲れている母親ほど
家事や育児を適当に
できない真面目な人が多いので

洗濯を1日やらなかったり
散らかった部屋の片付けを
次の日に回して
今日はもうさっさと寝てしまったりして

テキトーな過ごし方に慣れることが
大事だと思います。



私も洗い物など
すぐにしてしまわないと
気が済まない人でしたが
最近は疲れた時はもう
翌朝に回したりします。



こういう
いいかげんに過ごすという
世界一簡単な方法によって
完璧主義を軟化させて
メンタルも安定すると言うわけです。

悩みやすい人ほど
完璧主義だったりしますからね。



キッチリしている人ほど
いいかげんにできない人が
多いので

週末ぐらい
ちょっといいかげんに過ごしてみて
ダメな人
ダメな自分
ダメな状況に
慣れてしまうことも
大事な過ごし方かもしれません😌

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玲/精神科ナース
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