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よく褒めてくる人ほど自分のことしか考えていない

コンプライアンスや
ハラスメントなどの問題から
人間関係のあり方は
昔とは変わってきていて

厳しいことや正論を
伝えるよりも

相手の話を受容的に
傾聴することが
重要であるという
認識に変わってきているような
気がします。

いろんなコーチングなどの
発信でも

上司や相談された側の
価値観だけで話してはいけない

的な内容が
多いですよね。


結果として
聞き手側は
肯定する姿勢が
標準になっている。


これはこれで
良い面もあるのでしょうが
それによって
嫌われたくない人や上司ほど

相手の話を
まるでSiriやchatGPTのように
肯定してしまっている人も
見かけます。


そういう人の中には
「否定せずに褒めたりしておくから
 私の評価は下げないでね」

という自分のことしか
考えてない人もいるよね

という話をします。


◯耳障りのいいことを言う人は自分のことしか考えていない


失敗をしても
怒られない、指摘されない

そもそも失敗しないよう
難しい仕事を回さない

でも陰では
「最近の若手はメンタルが弱くて〜」

と愚痴を言う。


そういう大人が増えてきているように思います。


もちろん
高圧的な人や
理不尽なことを
言う人が減ってきているようにも
感じるので

その点は良い時代だなと
思うこともあるのですが

一方で
若手や後輩、部下との
関わることを
拒む人が増えてきているのも事実で

そりゃそうですよね。

メンタルが強い後輩は
グイグイ前のめりで取り組んで
怒られても
へこたれずに
立ち上がって頑張ったりできるので
可愛く感じることもあり
積極的に関わろうと
思えたりするものですが


怒られ慣れてない人が多い時代ですから
関わり方に自信がないからと
取り敢えず
思考停止して

「取り敢えず褒めとくか」
「自己肯定感が低い人が多いんでしょ?
 一応肯定しとくか」

という大人もいますし
今後増えていくような気もします。


◯耳障りの良いことを言う人は責任を持ちたくない


ですから
取り敢えず褒めてくる人
やたら耳障りのいいことしか
言わない人

は良い人というより
ただの責任逃れかもしれないし
自分のことを
考えていない可能性があります。

もっと言うと
自分のことしか
考えていないかもしれません。


厳しいことを言ってくれる人は
自分にある程度の
自信であったり

相手のために
言いたくないような
言いづらいことを
言ってくれているかもしれません。


今の時代
そういう人の意見は
段々と貴重になっていくような
気がします。


◯褒められても一喜一憂しない


故に相手は
「お疲れ様〜」
くらいのノリで
褒めてきていたりしますから
気にしなくて良いと思います。


そもそも
人から褒められるかどうかは
行動する上で
優先順位は高くしない方が良い


人の評価や人の正義と
自分の正義ややりたいことは
異なることがあります。

自分が正しいと思うことや
自分がやりたいことは何か?

を優先順位を高めにしておいた方が
自分らしく生きられます。

もちろん
褒められることの中にも
やりがいを見出すことはありますから
あくまで優先順位の話です。


褒められることを
最上位においていても
行きたいところにはいけないし
悩みも尽きないかもしれません。


◯褒める時は基準を設ける


では逆に
相手を褒める時には
何を気をつけたら良いか?

というと
基準を設けておく
ということだと思います。

どういうことかというと
褒める時に基準がないと
言われた側がブレるんですよね。


私はいつも
周りを見て
優しい行動をとれた時に
必ず褒めるようにしています。

そうすることで
「この行動を求められているんだ」

ということがわかりますから。

職場の若手にしても
娘達にしても

他者に対して
優しい行動を取れる人に
なって欲しいですからね。

もちろん
小さいレベルで褒めることは
他にもありますが

絶対に欠かさないポイントとして
上記の基準を定めています。

特に会社だと
上司が何を求めているか?
を部下や後輩が掴めていないと
動きづらかったりしますからね。

時代と共に
指導の仕方も変われば
褒め方も変わるから
受け止め方も
アップデートしていかないといけないよね

というお話でした😌

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玲/精神科ナース
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