二元性の統合と単独者の話
物理の概念では主に、二元論とは観るものと観られるものとに分かれることを言うという。
観察対象と観察者を区別するだけのようで、そこには陰陽とか対極の概念はなく、
ただ二つであることを認識するに過ぎない。(と、わたしは解釈している。)
考えてみれば明暗も白黒も、はっきりとした二分ではなく、この世はグラデーションである。
日没の一瞬の景色は、果たして明るいと言えるのか、暗いと感じるのか、
それはその人のその時の受け取り方による。
男女でさえ曖昧で多様な性が現実にはある。
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