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このカードを、どう使いこなすのか。 ー PEANUTS JOKER ー

ピーナツの渋皮というものをご存知でしょうか。ピーナツの殻を割った後に、出てくるピーナツを守るかのように薄くまとわりついている、茶色いアレです。アレ。あの渋皮には、ポリフェノールという成分が含まれており、そのポリフェノールを食することで、「体にいいのではないか。」そんな事を目にしたり、耳にしたりすることがあります。

ただ私たちは、目にした耳にした情報だけでは、どのような効果があるのか確証が持てないどころか、摂取の仕方で効果が違うものもあれば、効果すら現れない可能すらあり、知り得た情報だけではそのまま伝えるというわけにもいきません。

そこで私たちは千葉大学の協力のもと、ピーナツの渋皮にある栄養価が、どのような効果があるのか研究を依頼しつつも、「私たちにできることは何か無いものか。」そんな思いを持ち、ピーナツの渋皮を使い商品化に挑んだ結果、カタチとなって現れてきたのが「PEANUTS JOKER」というアイテム。

簡単にお伝えするとこの「PEANUTS JOKER」、ピーナツの渋皮から抽出したエキスを米黒酢とあわせ、少しでも口にしやすいようにとハチミツを加えた、素材の名前を聞けば体に良さそうな「黒酢」です。

今回は、ピーナツの渋皮には栄養というものがあるのかどうか。またピーナツの渋皮を使って誕生した「PEANUTS JOKER」というカードの使い方には、どういったものがあるのかを深掘りしていきたいと思いますので、お付き合いいただければと思います。


ピーナツの渋皮について。

さっそくではありますが、今回のテーマの中で一番最初にふかぼって行かなければいけない事があります。それは「ピーナツ渋皮」についてです。ピーナツの渋皮をGoogleで検索をかけてみたところ、次のページがヒットしました。

なんとも医学博士ともなる方が、ピーナツの栄養を吸収する食べ方をご紹介しておりました。先程のページにアクセスしてみると記載ありますが、ピーナツの食べ方を、こう紹介しています。

「まず、必ず薄皮つきで食べることがなによりも重要です」

「ピーナッツは、茶色い薄皮にこそ、たくさんの栄養素が含まれているからです。赤ワインの成分として有名なポリフェノールのレスベラトロールもたくさん含まれていて、心臓や血管の衰えに効果があるといわれています。薄皮をむいて食べている人もいると思いますが、すごくもったいない。薄皮のないバターピーナッツもポリフェノールはゼロです。これからは薄皮をむかずにそのまま食べてください」

@Living/LIFEより

渋皮なのか薄皮が正解なのかという呼び名のことは置いといて、ピーナツの渋皮には、ポリフェノールが含まれていることを明言されています。そもそも「ポリフェノールってなに?」っていう方のために下記のサイトをご紹介しておきます。

このピーナツの渋皮にはポリフェノールが含まれているから、どうせピーナツを口にするなら、この渋皮ごと食べる方が良いとのことです。

確かに、このピーナツの渋皮。それだけを口にしてみるとわかるのですが、少し苦味を感じたり、煎ったピーナツだと崩れやすく、パラパラとピーナツから剥がれ落ちてしまったりするので、そのまま捨ててしまうことの方が多いようにも思います。

加えて言えば、ピーナツをそもそもそこまで健康なんてキーワードを意識して食べるというより、「ちょっとした間食に。」とか、はたまた「お酒のおつまみに。」とか、「あ。これがあったから食べるか。」と言う、お手軽に楽しむ存在。そんな印象があったりもします。

きっと今までが身近すぎて、どこでも見かけ、手の届きやすい存在だったがために、仮に「ピーナツには、実は凄い栄養があるんだよー!」と叫んだところで、「ふーん。そうなんだ。」で終わってしまう存在でもあるのだろう。

この身近すぎた存在を「貴重な存在にする」と言う事が、もしかしたらピーナツの渋皮が持つ、栄養価の高さを伝えるには必要な事なのかもしれない。千葉県産の落花生は、1990年代から見れば収穫量が減っている。加えて農家さんの高齢化もあり、今後はますます生産量が減っていく可能性があることを考えれば、こういったエキスを抽出したアイテムの価値は、必然的にも伝わりやすくなっていくのかもしれない。そんな事も考えたりしました。

そういえば、これは黒酢だ。

仕事をしている中で、時より見えなくなってしまうことがあります。今回も「ピーナツの渋皮」というところが、私たちの取り組みの中で主体性が強くなってしまい、本来これが黒酢をベースとしていることを忘れ、ついつい「ピーナツの渋皮を使った」ばかりに目がいってしまいがちになります。

ただこの「PEANUTS JOKER」の大半は黒酢であり、黒酢やお酢を楽しむ方に伝えていくべきカードということに目がいかなくなってしまったりします。私もその一人で、今回ついついピーナツの渋皮についてばかり調べてしまっていたが、本来これは「黒酢」を楽しむもの。という事を忘れていたようにも思います。

なので、黒酢についてあまり知識もなかったので、調べてみることにしました。

https://www.suntory-kenko.com/column2/article/2899/

こちらのサイトによりますと、黒酢の事がこう書かれています。

黒酢の原料は、玄米や精米度の低い米、大麦などです。

黒酢には、健康的な体をサポートするための酢酸・アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどが含まれています。さらに、熟成過程で生み出される黒酢もろみには、これらの成分のほかに食物繊維も含まれており、豊富な栄養素が魅力です。

サントリーウエルネスOnLineより

さらに深読みを進めていくと、お酢は酸性のため原液のまま飲むと胃や消化器官に負担をかけてしまうこともあるのだそう。なので、5倍以上に薄めて飲んだり、食後に適量を薄めて飲むことをオススメされています。

体に良いばかりを切り取ってしまうと、ついつい「いっぱい摂取したほうがいい!」みたいになり、過剰摂取してしまう事もあるかもしれませんが、やはり何事もバランスが大事になるということですね。

そしてお酢には、さまざまな効果も報告されているようで、先程のサイトではこう紹介されていました。

黒酢を摂取すると、さまざまな効能が期待できるとされています。期待できる効能としては、血糖値上昇の抑制があります。黒酢を摂取することで、運動後30分や就寝時の肉体的疲労感が、改善されたとの報告があります。

サントリーウエルネスOnLineより

血糖値の上昇などを抑制するのであれば、お昼ご飯を食べた後に軽く黒酢を摂取することで、眠気も抑えられるかもしれません。そして、この「PEANUTS JOKER」には、ピーナツの渋皮エキスも入っているのでその効果も期待できれば、摂取の仕方次第ではなんらかの効果を体感できそうな気がしてきました。

それでは早速、摂取してみた。

今回、ちょうど農業体験を開催する機会があったので、そこでこの「PEANUTS JOKER」の摂取を試みた。本来、畑にある野菜とかを使いながら調理などを想像していたが、その場での調理が難しく結局のところ炭酸水で薄めて飲んでみることとなりました。

PEANUTS JOKERの炭酸割り

開封したときには、お酢の「ツーーーーーーンッ」とした鼻をつく刺激ある独特の香りに「うおっ」となったが、慣れてくるとついつい嗅ぎたくもなる匂いのようにも感じた。

まず一口少しだけすすった感じを言えば、薄めたら飲めないことはなく、そんなに量を飲むつもりがなければ、一気に口に運べば意外と爽やかな口当たりだった。

「うおっ!すっぱ。」

そんな声も出してしまったが他のフルーツジュース、特にキウイフルーツなど、元々独特な酸味のある果物であれば、まだ熟しきっていない酸味がきつい時のフルーツをかじった時に味わう「おっ!すっぱ。」みたいな感じで飲みやすくなった気がしました。

そして自分だけの偏った意見だけでなく、やはり他のものにも味わってもらうと農業体験に来ていたスタッフにも振る舞ってみました。

お酢に馴染みのないスタッフ

この顔を見てもわかるように、お酢を飲むことに馴染みのない人たちは、若干のためらいが出てしまいます。この「すっぱい」という味覚は、なかなか誤魔化すことができないとも聞いたことがあります。

この少しの笑みが飲んだ後に、どうなったのか。

口にした後の表情。

少しオーバーリアクションなのかもしれませんが、目が開いて先程の不敵な笑みは完全に無くなりました。他のスタッフは、どんな反応なのか。やはり見てみたくなるもので、とりあえず飲んでもらいました。

眉間にシワがよった良い笑顔。

やはり飲み慣れていないと、なかなかその酸味を軽々しく味わうのは難しいようです。

私自身そうでしたが、小さい頃から酢の物という食べ物が苦手だと、このお酢を使った食べ物というものには、とても苦手意識があります。ただこの苦手意識というものを乗り越えてしまうと、なんで苦手だったんだろう。と理由すらわからなくなってしまうものです。

その苦手意識というものをなくすには、やはり何度もトライしていくか、それ以上の何かを体験することが最短距離とも思っています。そして今回、農業体験で少し分けていただいた葉玉ねぎと、このPEANUTS JOKERとで旬の食材を使ったちょっとした料理を画策中です。

葉玉ねぎとPEANUTS JOKER

ピーナツの渋皮のエキスを抽出し黒酢とあわせた「PEANUTS JOKER」の未知なる魅力を引き出すため、料理や私生活において思いつく限り、このカードを使っていきたいと思いますので、ご期待いただければと思います。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

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ありも@千葉の食の企画屋さん
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